イタリアのウェディングパーティー | イタリアまにあ☆ イタリアがおいしい イルクッキアイオ studio di cucina

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2001年から4年間のイタリアでのリストランテ修業と現地での生活を経て イタリアの料理 ライフスタイルを発信しています


今回、イタリア滞在中に
友人のお友達の結婚式に
参列をさせて頂きました。


マルケ州にある古いヴィッラ(邸宅)
で行われたウェディングパーティー

私の中でのイタリアのウェディング
と言うと、仕事をしている側の
記憶ばかりなのですが

今回もまた
その期待を裏切らないくらい



イタリアのウェディングは
食べる。食べる。 そしてまた食べる。



厨房で、本当にこの量の料理、
皿の数々は、誰かが食べているのかしら?


と不思議に思うくらい
料理を出し続けるイメージ




今回のウェディングも
式の後に
素敵な邸宅のお庭で
アペリティーボという名の
立食パーティーにはじまり




マルケ州の丘陵を眺めつつ
ワインを片手に
ピンチョススタイルの前菜の数々
アフェッターティ(生ハムやサラミ)や
チーズ類の数々



この様なテーブルがいくつもあって
地域柄、ピアディーナなどもあって

もう、これで充分満喫です!
と思いつつも


絶対にこれは
アペリティーボ 食前酒の筈
セーブしてみたり



と言うのも
イタリアのウェディングパーティーは
そんなにシンプルな筈はないから



基本、お昼から夜中まで
食べて、飲んで、踊って


のイメージ



と思っていたら
やはり。 やはり。



日が暮れてから
今度は屋内に場所を移して

プリミピアッティ(パスタやリゾットなど)
そして セコンディピアッティ
メインの数々が
再びビュッフェスタイル

(こちらは
本当の日本で言うビュッフェ。
お好きな物をお好きなだけ
どうぞ)

勿論ですが
もう、お腹にスペースは無く
眺めているだけで
充分 結構です。と思っている中


やはり欧米の方達は
すごいですね

お肉のローストなどを
気持ちが良いほど
食べる。食べる。

おかわりして
次から次へと
お皿に載せていく光景に


厨房はこういうお客さんが
居てくれると
報われるのよねーと


何日も掛けて
仕込みして、準備して
朝から料理してと考えると


なんでも
美味しく
そして
量を食べてくれる人は
有り難い存在


そして、それこそ
本当に、恵まれた特技なのかなと


そんな事を考えつつ

そして長い宴に
段々と疲れてきちゃったり
眠くなっちゃったりしないのも
またまた自慢のできる特技かと



私の場合
ほぼ朝まで続く
ウェディングの宴は
いつも途中でギブアップ


体力もまた
欧米の人たちには
敵わない感じかなと


。。。。。



欧米の花嫁さんは
日焼けにドレスが主流なのもあって
式の前日に花嫁さんが
プールで最後の日焼けをしていたのが
また、とても印象的でした!