イタリア生活ブログ!

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Kikuがティレニア海沿岸の町からイタリア生活を綴ります。

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今日は、kikuの野菜レシピの中から「カリフラワーのとろとろチーズ」をご紹介します。
冬野菜のカリフラワー、そろそろ季節も終わりですが、お店で見つかればぜひお試しください。
簡単、あっさり、カリフラワーそのものの美味しさを味わえる一品です。

カリフラワーのとろとろチーズ

↑ カリフラワーのとろとろチーズ


<カリフラワーのとろとろチーズ> 
(Cavolfiori stufati con formaggio)


材料:
 4~5人分

カリフラワー・・・1房、とろけるタイプのチーズ・・・200g、すりおろしチーズ・・・大さじ3、オリーブオイル・・・大さじ5、固形スープ・・・少々、塩・・・小さじ2、水・・・適宜。


☆とろけるタイプのチーズは、今回、冷蔵庫にあった、少しスモークされたソフトチーズと円筒形で売られているチーズを使いました。とろけるタイプであれば、お好みのチーズで、また2種類以上入れると美味しく仕上がります。

☆すりおろしチーズは、パルミジャーノまたはグラーナパダーノ。

☆kikuは蒸し煮にするときは、いつもSale grosso大粒タイプの塩、を使います。材料に徐々に塩分がしみ込むので、ふつうの細かい塩よりも美味しく出来上がります。


作り方:

①カリフラワーを洗い、子房に分け、広口の鍋(深さ5cm程度)またはフライパンに一段になるように並べます。

②①にオリーブオイル、塩を加え、中火にかけます。

③②がやや温まったら、水(コップ一杯程度)と固形スープを加え、蓋をして蒸し煮にします。必要に応じて水を足します。

④とろけるタイプのチーズを1cm角ぐらいに切っておきます。

⑤③のカリフラワーに火が通り、柔らかくなったら、④の切ったチーズとすりおろしチーズを上に乗せ、蓋をしてチーズ類が溶けるまで火にかけて出来上がり。

今日は、kikuのプリモピアッとから「アーティチョークとマッシュルームのラザニア」をご紹介します。
イタリア語で、Lasagna(pasta al forno) con carciofi e funghi.
季節もののアーティチョークとマッシュルームを使ったホワイト系のラザニアです。
実は、今回、初めて、このホワイト系のラザニアを作ったのですが、思った以上に美味しく出来ました。 kikuの家族にも大好評でした。

アーティチョークとマッシュルームのラザニア


<アーティチョークとマッシュルームのラザニア> 
 (Lasagna con carciofi e funghi)
 
材料: 5~8人分
 (蒸し煮)
 アーティチョーク・・・8本、 マッシュルーム・・・700g、 
 玉ねぎ・・・1/4個、 イタリアンパセリ・・・みじん切り少々、
 ブイヨン・・・適宜、塩・コショウ・・・適宜、水・・・適宜、
 オリーブオイル・・・適宜
 (ホワイトソース)
 牛乳・・・約1リットル、小麦粉・・・適宜、バター・・・150g、
 ブイヨン・・・少々
 
 生のラザニア用パスタ(薄地タイプ)・・・16枚入り×2パック(250g×2) または、乾燥ラザニアパスタ・・・500g 一箱

 おろしチーズ・・・適宜 
   (パルミジャーノ レッジャーノ や グラーナ パダーノ)
 とけるチーズ・・・適宜 
   (カチョッタ、フォンティーナなど、溶けるもので癖のないもの)

☆乾燥ラザニアパスタを使う場合は、生のラザニア用パスタを使う場合よりも、作り方④で、水を多めに入れて蒸し煮を作ります。(どちらのパスタも茹でずにそのまま使います)

 作り方:
①アーティチョークは外側を剥き、先の硬い部分を切り取り、半分そしてその半分に切り、フィエノ(中心のフサフサしたもの)を取り除き、さらに薄切りにし、レモン汁を入れた水に浸します。
②マッシュルームはすでにスライスされているものを使えば、簡単ですが、なければ、丸ごとのものの石突をとって、縦にスライスします。
③玉ねぎはみじん切りにしておきます。
④鍋または深めのフライパンにオリーブオイルを入れ、火にかけ、そこに玉ねぎ、イタリアンパセリのみじん切りを入れて炒め、柔らかくなったら、そこにアーティチョークとマッシュルーム、塩・コショウ、ブイヨン、水を入れ、材料が柔らかくなるまで、蓋をして、炒め煮にします。
⑤ホワイトソースを作ります。 鍋にバターを溶かし、そこに小麦粉を加え、かき混ぜ、よく混ざったら、そこに温かい牛乳を少しずつ加えます。ホワイトソースらしくなってきたら、ブイヨンをほんの少しだけ入れて味付けをします。
⑥とろけるチーズを粗めのおろしですりおろすか、小さくカットします。
⑦オーブンに入れられるお皿か型に、⑤のホワイトソースを薄く敷きます。⑥のチーズとおろしチーズをふりかけます。
⑧⑦の上に、ラザニア生地を敷き詰めます。そして、④のアーティチョークとマッシュルームの炒め煮を汁も加えながら敷き詰めます。(ラザニアの枚数・段数に応じて量を調節)
そして、この上に、ホワイトソース少々、おろしチーズ類を乗せます。
⑨⑧の作業を材料がなくなるまで繰り返し、最後は、ホワイトソースとチーズ類で終えます。
⑩180℃に温めたオーブンで、作り立てなら約40分、作り置きして冷蔵庫からあらかじめ出しておいたものなら、約1時間。(火加減・時間は焼き具合を見て調節)

アーティチョークとマッシュルームのラザニア


☆ワインは、赤よりも白の方が合うと思いますが、お好みです。
☆チーズは3種類ほど入れると、さらに美味しく出来ます。


メッセージありがとうございます。
最近はぜんぜんお菓子レシピを書いていないのに、ブログを見てくださっている方がいるなんて、とてもうれしいです。
リコッタはやはり日本では高いんですね。
リコッタの固さは木綿豆腐ぐらいなので、それに近い硬さにヨーグルトやクリームチーズを配合するといいかもしれません。まあクリームチーズだと普通のチーズケーキ、になっちゃいますが・・・。
どんな味になるかわかりませんが、お豆腐とヨーグルトを混ぜて作ってみたらどうでしょうか?
サンドラ・ブーロックとヒュー・グラントの出ている映画、イタリア語では Due settimane per innamorarsi だったと思いますが、ここでブーロック演じるルーシーのお父さんが大豆のチーズのチーズケーキを食べている場面があります。「特に好きじゃなかったけれど、いつのまにか食べれるようになった、人は変わるもんだよ。」って言っています。なので、大豆のチーズ、つまりお豆腐でチーズケーキは存在するようです。まあ、リコッタの味にはならないと思いますが、よかったら試してみてください。
昔、逆にこちらでは豆腐は手に入りにくいので、新鮮なリコッタで「ほうれん草のごま和え」を作ってみましたが、イマイチでした・・・。

最近、ブログの更新が少ないのは、子育てで忙しいのと、あと家が手狭で、さらにキッチンに物がありすぎて、ついにオーブンは鍋入れに・・・。なので、オーブン料理はなし。でも、ケーキは時々日本で購入して持ってきた海外でも使える炊飯器で上手く焼くことができます。今までのケーキの半分ぐらいしか作れませんが、中々便利な電化製品です。蒸し料理やスチーム料理も出来るようですが、これはまだ試したことがありません。夏場にケーキを食べたい時に作っても炊飯器が少々熱くなる程度なので、キッチン全体に熱さが充満するオーブンに比べると優れものです。

話はずいぶん飛びましたが、今の家の建て替え工事が終わるだろう、来年の秋冬ぐらいにはもっと広いキッチンが出来る予定なので、またいろんなお料理を作ってみて、お料理ブログが再開できるかなあ、なんて思っています。
何しろ、イタリアで家の工事は時間がかかります。工事に時間がかかるだけでなく、工事をするまでにいろんな許可を得なくてはならず、その許可ごとにすご~い時間がかかるのです。この建て直し計画があったのは、かれこれ3年前・・・。

またちゃんとしたお料理ブログが出来そうな環境になればご報告します。
それまでは既存のレシピでお願いします。