鉄道写真とデジタルカメラ(コンパクト・一眼レフ・ミラーレス)の「勝手にひとりごと」

鉄道写真とデジタルカメラ(コンパクト・一眼レフ・ミラーレス)の「勝手にひとりごと」

主にコンパクトデジカメ(コンデジ)でデジカメ鉄道写真研究家である板井岳太(イタイ_タケタ)が撮影(一眼レフ・ミラーレスも使用)した鉄道写真について好き勝手に「ひとりごと」を言っています。

現在、在宅勤務が増えているのですが、自宅には固定のインターネット回線は引いていません。WiMAX2+を使っているのですが、3日で10GBの制限もあるのですが、それよりもWiMAX2+の電波が安定せずときどき圏外になります。今年の10月に契約更新を迎えますので、解約してソフトバンク回線を使用するものかクラウドSIMを使った無制限サービスに加入する予定でしたが、不具合があったり申込み終了になっていたりと、まともに使えるものがなさそうです。よって、このままWiMAX2+を使うしかないことにもなりそうなので、電波状況の改善を検討しました。

 

現在使えるルーターはSpeed Wi-Fi NEXT WX04とW05です。WX04はクレードルを持っており、クレードルを使って充電しているときは安定して使えていますので、WX04のクレードルと同じ効果が得られるようなものを手作りすることにしました。窓際にルーターを置いているのですが、20年以上前にクローズアップ撮影用に作成したレフ板(段ボール板にキッチン用アルミホイルを貼っただけのもの)をルーターの後ろに置くことで電波状況が改善することが確認できましたので、反射板付ルータースタンドを手作りすることにしました。

 

 

WiMAX01

 

用意した材料は、ヨドバシ・ドット・コム(yodobashi.com)の空箱とキッチン用アルミホイルとガムテープ(クラフトテープ)・セロハンテープ等です。


 

WiMAX02

 

まずは空箱の蓋のベロを全て切り取ります。切り取ったベロのうち3つを内側に斜めに貼り付けます。そこに下面を除く4面にアルミホイルを一度くちゃくちゃにしてから広げたものを貼り付けます。最後に、切り取ったベロのうちの残りの1つは折り曲げてスタンド形状にして下面に貼り付けて完成です。

 

 

WiMAX03

 

W05を置くとこんな感じになります。

 

 

WiMAX05

 

改善前と改善後で電波状況を比較します。改善前は改善後のルーターの設置位置を極力同じにするために、100円ショップで売っていた樹脂製のタブレット用スタンドにルーターを置いています。

 

W05の改善前の測定結果は下記のとおりです。

 

1回目  アンテナピクト:1本  下り速度: 8.39Mbps  上り速度:2.19Mbps
2回目  アンテナピクト:1本  下り速度:24.26Mbps  上り速度:3.23Mbps
3回目  アンテナピクト:1本  下り速度:12.97Mbps  上り速度:2.30Mbps

 

このときはかなり電波状況が良く、普段はこれぐらいの速度が出ることはほとんどありません。

 

WX04でも前日の深夜に測定したのですが、アンテナピクトは1本でしたが速度は測定不能でした。

 

 

WiMAX04

 

改善後のW05の測定結果は下記の通りです。

 

1回目 アンテナピクト:1本 下り速度:14.90Mbps 上り速度:3.99Mbps
2回目 アンテナピクト:1本 下り速度:21.24Mbps 上り速度:5.37Mbps
3回目 アンテナピクト:1本 下り速度:18.14Mbps 上り速度:3.40Mbps

 

アンテナピクトは改善前の1本で同じでしたが、速度は少しは改善しているように思えます。改善前が普段通りの速度であった場合や、圏外だった時にどれだけ改善するかどうかは今回の測定ではわかりませんでした。

 

WX04で前日の深夜に測定したときは、アンテナピクトは3本になり、速度は下りで1Mbps~3Mbpsでした。

 

このように手作りの反射板付ルータースタンドを使用することにより少しは電波状況を改善できることが確認できましたが、これによりWiMAXを継続して使えるという判断には至りませんでした。今年の10月に解約するか更新するの判断は、コロナ対策が今後どのようになるのかにもよります。

 

 

Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ鉄道写真研究家

 

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京阪旧3000系

 

上の写真は平成2年に撮影(もちろんデジカメではなくフイルムカメラで撮影)したものですが、平成が始まった時には特急車は旧3000系のみでした。

 

 

京阪8000系02

 

デビュー25周年記念ヘッドマークを付けた8000系です。2014年(平成26年)に撮影していますので、8000系は平成元年(1989年)にデビューしています。デビュー時は7両1編成のみですが、その後6両編成の旧3000系に8000系中間車1両を組み込んで運用してしました。

 

 

京阪8000系01

 

同時期(平成26年)に鴨東線開業(出町柳延伸)25周年記念ヘッドマークを付けた8000系も運転されていましたので、鴨東線開業も平成元年(1989年)ということになります。出町柳延伸に伴い旧3000系だけでは特急車が不足することから、鴨東線開業前にこの8000系第1編成(8001F)が導入されました。

 

 

京阪3000系

 

営業運転開始前の3000系です。2008年(平成20年)の中之島線開業と同時に営業運転を開始しています。

 

 

平成時代の京阪線を振り返ると、特に車両に関して「迷走」していたという印象があります。

 

当初8000系は旧3000系の増備という扱いでしたが、結局旧3000系は全て無くなりました。

 

固定式セミクロスシート車として登場した9000系は一部ロングシート化したりしていましたが、結局全てロングシートになりました。

 

7200系に導入された客室窓のパワーウィンドゥは9000系には導入されましたが、それ以後は導入が無く9000系も全て撤去されました。

 

単色塗装で登場した10000系は、新塗色になったときに結局他と同じ塗色になりました。

 

京阪特急名物のテレビカーは衛星放送受信に切り替えたり、地デジ対応したりしていましたが、結局廃止されました。

 

中之島線開業直後の8000系と3000系による「特急」「快速急行」では駅到着前と発車直後の車内自動放送で向谷実氏作曲のメロディーが流れていましたが、一部の駅到着前と発車後を除いて中止になりました。

 

8000系はオールクロスシートのままでリニューアルが始まりましたが、途中からセミクロスシートになりました。

 

そして最大の「迷走」が3000系です。中之島線直通の「快速急行」用として登場しましたが、中之島線発着の「快速急行」大幅減により、淀屋橋発着の「特急」用となり、「洛楽」の定期運転化により行楽シーズンを除く全ての「洛楽」に使われ、「洛楽」専用の前面表示をするようになった途端に、臨時列車を除く休日の「洛楽」の運用から外れました。

 

 

令和時代には3000系へのプレミアムカー組込みや5扉の5000系廃止が予定されていますが、「迷走」することがないことを祈るばかりです。また、中之島線の延伸の構想もあるようですが、令和時代に実現するのでしょうか。

 

 

Photo and Write by Itai Taketa (板井岳太):デジカメ鉄道写真研究家

 

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