夢名塾、夢闘派の歴史を紐解いてみる・・・という話 その07 | 編集人の戯言

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私めの夢闘派からの独立により、題名こそ変わりますが、やる事は全くかわりません(笑)
ただし、今後は契約している夢闘派さんに加えてクレイジーユニオンさんの話題も増えていきます。

昨日アップした分がかなり好評で、調子に乗って本日も夢名塾、夢闘派の歴史をチェックしていきたいと思います。

今日は実験興行「轟気」です。

そもそもこの興行は前回のBumB興行においてパートナーの安倍健治選手を「実力不足」と認めなかった前田選手に、それなら実際闘ってもらって査定してもらおうというところから始まってます。

 

そこに加えて、なべさんが

「今勢いのある若い選手がどれだけの実力なのか、過酷な状況に放り込んでそれを確かめたい」

と言い出して、本当に急遽決まった大会でもあるんです。

 

なべさんがこの大会に出した条件は

・試合はラウンド制

・ロープワークをさせない為、ノーロープマッチ

本当はもっと色々ありましたが、ここでは割愛します。

 

試合に関して言うと、問題の前田対安倍に関しては・・・

確かに安倍選手は粘ってましたが、前田選手の言う通り実力不足は否めませんでした。ただ、その健闘ぶりは前田選手も認めてましたね。

 

この日のメインを任されたのは当時まだ新人だった翔太選手。

対戦相手は大日本プロレスで頭角を現してきた星野選手です。

やはり気迫に押され気味の翔太選手にセコンドについていた田村選手の言葉が今でも頭に残ってます。

「他団体のメインを任されたという意味をもっと考えろ。期待されているんだから、ドンドン前に行け」

 

この二人の闘いが実現した事だけでもこの大会をやった甲斐はあるよなぁと今でも思います。

 

そして、この大会の考え方は後の「夢闘派宣言」に繋がっていきます。