自分の人生で、節目の真っ只中にあるこの時期を利用しまして・・・
9月26(日)・27(月)の2日間で、自身初体験の“ミステリーツアー”なるものに参加しました。
「ミステリー」と言っても、怖い系や、サスペンスドラマ系なんかではなく、単に「行き先がどこか参加者が誰も知らない」ツアーなのです。
まぁ、私としては、休暇をいただいてるこの期間中に、どこでもいいから一人で旅をしたいなぁ・・・と、思っていたのでぴったりの企画でした。
自分を一旦リセットする旅。
行き先は知らないほうがいいです。
ということで、ワクワク・ドキドキのミステリーツアー、体験レポのはじまりです。。。
午前9時。
なんばOCAT集合、そのまえに地下のマクドで腹ごしらえです♪
突如現れたツアーバス。
中央の背広姿の方は、添乗員のKさん。お世話になりました。
私の指定された座席から。
コロナ対策なのか、座席は一人で2席確保されていて超ゆったり。
前後の間隔もゆったり。
足が伸ばせます。
阪神高速池田線から中国道へ。
まずは美作にあります西の屋美作店さんでご当地ランチ。
名物の「まつり寿司」と水炊きの御膳。
今年のだんじり曳行もわが町では中止なので、この「まつり寿司」で辛抱します。。。
しっかりと味付けされた具材が華やかに盛られたお寿司、旨し!
美作を出てから、米子道に入りました。
とりあえず蒜山高原で休憩。
はて、どこに連れていかれるんやろか???
この時点で・・・山陰方面は確定か・・・。
大山の見えるところまで来ました。
第一の目的地は・・・
とっとり花回廊。
日本最大級のフラワーパークなんですって。
ツアーで連れてきてもらわないと、個人的にはまず来ない場所。
この場所、あなどってました(汗)。
広い敷地内、全てを見て回るのは不可能なほど、たくさんの植物が癒してくれました。一人で自由に散策、実にいいものでした。
20世紀梨のソフトクリームを食らう。
旨し。
何万という花を見ても、個人的にはやっぱりこの花を見つけてしまうのです。。。
再びバスに乗って・・・
中海(なかうみ)の西まで来ました。
松江に泊まるのかな・・・と思ってると、なんとバスは東へ向うではないか。。。
ということで、この日2つ目の観光地「大根島」に上陸しました。
牡丹と高麗人参で有名な由志園に到着。
まずは高麗人参茶をいただきました。
お庭見物のわびさびなど、全然ない私なので(汗)、ここもツアーで連れてきてもらわないと、絶対に個人的には来ない(であろう)場所。
でも、なんとなくほっこりしました。。。
立派な牡丹の花は1年中観れるそうです。
この由志園さんで夕食。
あれ!?ホテルで食べないの???
まあええか。ミステリーやし(汗)。
食事が終わると・・・
スモークがたかれ、ライトアップされた庭園へ再度散策。
幻想的な光景でした。
若いカップルもちらほら。
ええねん、おじさんは今日は一人で楽しむから。。。(汗)
JR境線の終点、境港駅すぐよこにありますお宿「天然温泉夕凪の湯 野乃」さんに到着。
今日はこの宿に泊まります。
全館、畳が敷かれていて素足で歩けます。
なかなか落ち着いたお宿でよかったです。屋上の露天風呂もナイス。
夜食を買いに近くのスーパーへ。
っと、そのとき、境線を走る気動車(キハ47)の単機、ねずみ男デザインがやってきました♪ いいですね~。
ディーゼルカー大好き!!
せっかくなので、地酒カップ「鬼太郎純米吟醸」をゲット。
部屋で飲まずにお土産に・・・。
朝食は、豪華バイキング。
いくら、まぐろたたき、かに・・・を山盛りのせて海鮮丼に。
宍道湖のしじみ汁も旨かったよ~♪
お部屋から境港を望む。
朝食を済ませ、出発時間までに近くを散歩しましょう。
水木しげるロードの出発地点なので、鬼太郎、ねずみ男、目玉おやじがいました。
境水道とお船。
JR境港駅にて。
さて、ぼちぼち宿へ戻ろうかとした、その瞬間・・・
カンカンカン・・・と踏み切りの音♪
来ました~!!
気動車キハ47!!しかも原色のオレンジ×4連!!
これはいい♪
格好よろしいなぁ。
都会では味わえない気動車のエンジン音、排気ガス、そして無骨な国鉄時代からのマスク。
朝からええもん拝ませていただきました。いつまでも走り続けていてほしい車両です。
ホテルをチェックアウトしまして、再び西を目指します。
松江方面のようです。
この日は松江城を自由散策。
以前、家族旅行でこの地を訪れたことがありましたので2度目の訪問。
快晴の空と松江城。
一人なので自由気ままに歩きます。
城山稲荷神社(じょうざんいなり)です。
いくつも並ぶ鳥居の奥に何が・・・見えない力に引っ張られて・・・
いくつものコンコンさんがお出迎え。
丘の上にある境内でお参り。
なかなか良さげな彫刻がありました。
社殿の脇に・・・
かの有名な小泉八雲が、よく参拝に来たという城山稲荷。
中でも、この一対の石狐を好んだといいます。
そんな石狐を見ていると、小泉八雲のことをもう少し知りたくなったので、小泉八雲記念館に行こう!と決めました。
お堀をゆっくり散策して・・・
わずか数分で「小泉八雲記念館」に着きました。
なんと!
この日の前日(9/26)が小泉八雲ことラフカディオ・ハーンさんの命日だったようで・・・。
これも何かのご縁であると感じ、一冊の本を購入。
耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首・・・聞いたことはあっても、完全に読んだことのない名作の数々。
その名も「怪談」、和の怪異。
このツアー最後の食事は、こちらで。
松江・堀川 地ビール館。
お楽しみのクラフトビールは、薄くにごった小麦のビール“ヴァイツェン”
を注文。フルーティで旨し♪
19時、無事に帰宅。
気楽にひとりツアー、なかなかよかったです。
コロナが終息したら、また次なるミステリーツアーも行ってみたいな。
家族旅行、団体旅行、友人と旅行・・・いろんな形態がありますが、自身のバリエーションがひとつ増えました。
ではこれにて。。。