![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/82/0e/j/o0579038914495641640.jpg?caw=800)
先週の日曜日。。
阪南市尾崎地区へ大西町の新調やぐらを拝見してきましたが、個人的に初めて見る“やぐら”とあって、厳かな入魂式の間、気がつけば300枚も撮ってました。。
阪南市尾崎地区へ大西町の新調やぐらを拝見してきましたが、個人的に初めて見る“やぐら”とあって、厳かな入魂式の間、気がつけば300枚も撮ってました。。
そんな中、「板原村の館長さん!」と町会関係者の方からもお声を掛けてくださったり、また「いっつも見てるで~!」と冷えた缶ビールを頂戴したりと、非常によくしていただきました。。
少し日が経ちましたが、先週の様子をふりかえり、アップさせていただきました♪
なにぶん「やぐら」の知識は全く無い私ですので、各部の詳細につきましては解らないことだらけで・・・。
なにぶん「やぐら」の知識は全く無い私ですので、各部の詳細につきましては解らないことだらけで・・・。
その辺りはご容赦いただき、ご覧いただければと思います。
では、私にとっての記念すべき「初・やぐらレポ」!!
早速どうぞ~。。。
早速どうぞ~。。。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/2e/9b/j/o0579038914495641643.jpg?caw=800)
▲私が波多神社に到着したときには、入魂式が始まるところでした。。。
赤じゅうたんに新調やぐらが映えますね~。実に厳かな雰囲気です。。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/0d/b4/j/o0579038914495641652.jpg?caw=800)
▲前回にも書きましたが、ここだけ見ると、まるで「獅嚙の付いた岸和田型だんじり」。。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/d1/8a/j/o0579038914495641654.jpg?caw=800)
▲主屋根平の様子です。
上地車の後屋根で見る「三枚板」のような部分は「幕板」と呼びます。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/8e/67/j/o0389057914495641658.jpg?caw=800)
▲後正面の様子です。
大太鼓がスッポリ入ってまして、叩き手は櫓の後を追いかけて叩きます。。
その太鼓周りには「エビノの蜘蛛」という地元・大西町縁起が彫られてます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/d9/ee/j/o0579038914495641662.jpg?caw=800)
▲後屋根にも跳ね勾欄、その下には腰組の細工。。。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/11/e2/j/o0579038914495641665.jpg?caw=800)
▲大きなコマ!!
こうして下から見上げますと豪快ですね~!!
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/5e/53/j/o0579038914495641669.jpg?caw=800)
▲主屋根枡合三方です。
正面:天之巌戸開き(古事記)
平右:秀吉の醍醐の花見(太閤記)
平左:本能寺之変(信長公記)
(後面は撮ることができませんでしたが「三貴子五穀起源」という題材だそうです。)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/67/69/j/o0579038914495641673.jpg?caw=800)
▲正面の様子です。
観音開きの扉が付いてまして、入魂式の最中はここが開いてました。。(神様が入ったのかな?)
その両サイドは、「小脇板」という部分で「風神・雷神」が彫られているのが解ります。
さらに、その両端が柱で、上だんじりにも見られるような「柱巻」の彫刻があります。
左右で「昇龍・降龍」です。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/7f/2c/j/o0579038914495641674.jpg?caw=800)
▲岸和田型だんじりなら、鳴物が乗るこの部分。。
やぐらは豪華な彫物で埋め尽くされてます♪
この部分を「幕板」と呼び、この向かって右は、岸和田市中北町正面の題材でおなじみの
「石川五衛門・千鳥之香炉盗り」です。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/14/05/j/o0579038914495641678.jpg?caw=800)
▲同じく向かって左側面には、山崎の合戦より「小栗栖にて明智光秀の最期」が彫られてました。
個人的には大好きな題材のひとつ。。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/88/56/j/o0579038914495641681.jpg?caw=800)
▲奥に跳ね勾欄、手前にギボシ勾欄という二重構造。
豪華ですね~。。。
腰周りは、だんじりで言う「縁葛」や「連子」のような部分(何て呼ぶのかな?)と、そして
その下には豪華な幕が掛けられてます♪(こちらは「川中島の合戦」ですね♪)
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/d1/06/j/o0579038914495641686.jpg?caw=800)
▲脇障子竹の節の細工と、物見部分の銘。
大工さんと彫物屋さんの銘が書かれてました。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/c8/41/j/o0579038914495641691.jpg?caw=800)
▲台木部分にも繊細な細工が施されてます。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/33/6d/j/o0579038914495641695.jpg?caw=800)
▲えぇなぁ~。。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/fb/2d/j/o0579038914495641699.jpg?caw=800)
▲後屋根箱棟です。
鯱のようですね。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/e0/55/j/o0579038914495641703.jpg?caw=800)
▲後屋根枡合い三方です。
正面:素戔嗚尊大蛇退治
平右:犬伏の別れ
平左:二条城の対面
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/55/41/j/o0579038914495641705.jpg?caw=800)
▲後屋根下側面二枚の彫刻は「幕板」と呼びます。
後方より向かって右は「難波戦記・真田幸村」の勇姿。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/24/37/j/o0579038914495641711.jpg?caw=800)
▲その反対側、向かって左を「難波戦記・後藤又兵衛」です。
あの有名な「跳ね槍」ですね。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/57/4d/j/o0579038914495641719.jpg?caw=800)
▲「入魂」の文字が見ます。。。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/20/54/j/o0579038914495641725.jpg?caw=800)
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/28/e0/j/o0579038914495641728.jpg?caw=800)
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/28/22/j/o0389057914495641732.jpg?caw=800)
▲天候にも恵まれて最高の入魂式になりました。。。
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/ca/9b/j/o0579038914495641737.jpg?caw=800)
▲大工さん・彫物屋さん・町会の委員さんなど、みなさんで記念撮影されてました。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/6e/9d/j/o0579038914495641741.jpg?caw=800)
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/4d/23/j/o0579038914495641745.jpg?caw=800)
▲この後、お披露目曳行へと出発されました。。。
◆大西町やぐら紹介◆ ●製 作:平成23年8月28日入魂 大 工:板谷工務店 彫刻師:木下彫刻工芸 ●主な彫物 【主屋根周り】 枡合正面:天之巌戸開き(古事記) 平右:秀吉の醍醐の花見(太閤記) 平左:本能寺之変(信長公記) 後面:三貴子五穀起源(古事記) 柱 巻(右)昇龍 (左)降龍 小脇板(右)風神 (左)雷神 幕 板(右)石川五衛門・千鳥之香炉盗り (左)小栗栖にて明智光秀の最期 【後屋根周り】 枡合正面:素戔嗚尊大蛇退治 平右:犬伏の別れ 平左:二条城の対面 太鼓周り:エビノの蜘蛛(大西町縁起) 幕 板(右)難波戦記・真田幸村 (左)難波戦記・後藤又兵衛
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/7d/b5/j/o0579038914495641751.jpg?caw=800)
大西町のみなさん
あらためまして、この度はおめでとうございます。
豪華な新調やぐら、その造りに細工に、感動いたしました。。。
豪華な新調やぐら、その造りに細工に、感動いたしました。。。
式の途中にお声を掛けてくださった関係者の方々には、重ねて御礼申し上げます。
(缶ビールもごちそう様でした♪)
(缶ビールもごちそう様でした♪)
祭り本番には、日程的になかなか拝見する機会がありませんが、大西町さんはじめこの地区の
みなさんが、どうか無事に安全に、いい祭りができますようにお祈り申し上げます。。。
みなさんが、どうか無事に安全に、いい祭りができますようにお祈り申し上げます。。。