![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/f6/df/j/o0610042814495641493.jpg?caw=800)
先日の日曜日。
猛暑の中の入魂式ラッシュでしたが、少し足を伸ばして訪問しました橋本市・学文路。
猛暑の中の入魂式ラッシュでしたが、少し足を伸ばして訪問しました橋本市・学文路。
だんじり小屋を探そうと車をゆっくりと走らせ、南海高野線・学文路駅を通りかかると・・・
「あった!」とハイテンション♪
・・・そうなんです。駅前広場に出されていました。しかも“先代”とのツーショットで。。
・・・そうなんです。駅前広場に出されていました。しかも“先代”とのツーショットで。。
地車を購入されたばかりの学文路のみなさんですが、テントを張ってのんびりされているとこで、
「どこからお越しですか~?」と気軽にお声もかけてくださり、しばらく拝見させて頂きました♪
「どこからお越しですか~?」と気軽にお声もかけてくださり、しばらく拝見させて頂きました♪
橋本市から見れば、山を越えた辺りの岸和田生まれの地車。
以前から拝見したい一台でした♪
以前から拝見したい一台でした♪
では、早速、ご覧頂きましょう!
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/ff/31/j/o0610042814495641501.jpg?caw=800)
▲先代のだんじりと、新しく学文路へ嫁いできた地車のツーショット。
いきなりテンションが上がりました(笑)。。。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/86/02/j/o0428061014495641504.jpg?caw=800)
▲さぁ、まずは姿見からです。
岸和田市積川西時代から全く変わっていない風貌。
本でした見たことがなかったので、嬉しかったです。。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/40/c8/j/o0428061014495641514.jpg?caw=800)
▲続いて後姿。
主屋根・後屋根ともに「切妻」の屋根型です!!
大きい懸魚・鬼板、そして組物・・・とにかく個性の塊です。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/e9/65/j/o0610042814495641522.jpg?caw=800)
▲主屋根正面の屋根周りです。
懸魚・鬼板がゴッツイです(汗)。。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/1e/d7/j/o0610042814495641526.jpg?caw=800)
▲もうイッチョ!
さらにアップで!
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/5a/ad/j/o0610042814495641538.jpg?caw=800)
▲主屋根枡合い三方です。どれも武者モノのようですね。。。
正面の横槌は獅子でした。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/b3/e1/j/o0610042814495641541.jpg?caw=800)
▲腰周りです。
まずは正面、これはお馴染み「巴御前」ですね♪
連子は・・・太閤記・矢作橋でしょうか?
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/82/29/j/o0610042814495641543.jpg?caw=800)
▲なかなか雰囲気のある巴御前ですね~!
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/50/5f/j/o0610042814495641550.jpg?caw=800)
▲続いて右の平です。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/69/4a/j/o0610042814495641555.jpg?caw=800)
▲題材が解らないんですが・・・向かって右の武者が比較的新しいものでした。。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/50/14/j/o0610042814495641560.jpg?caw=800)
▲続いて左の平です。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/c0/96/j/o0610042814495641568.jpg?caw=800)
▲厚みこそありませんが、なかなかの秀作でした。
こちらもお馴染み「敦盛呼び戻す熊谷次郎直実」。
土呂幕三方で源平モノでしょうか。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/98/db/j/o0428061014495641573.jpg?caw=800)
▲台木には「油挿し」が付いていた痕跡がありました。。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/51/93/j/o0610042814495641578.jpg?caw=800)
▲お待たせしました!
後屋根周りです。
ある意味、この地車の最大の特徴でもあります。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/2e/8c/j/o0610042814495641582.jpg?caw=800)
▲後屋根正面。
何と、枡合いがなく、全て組物で埋め尽くされています。
(・・・これをナマで拝見したかったんですよね~。。)
隅出すは獅子です。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/97/ab/j/o0610042814495641587.jpg?caw=800)
▲切妻の後屋根。
非常にスッキリしてますね。
そうそう、ハシゴも(岸和田天神地区のだんじりのように)向かって左に付いてました!
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/fc/b7/j/o0610042814495641594.jpg?caw=800)
▲後屋根後方のこの部分も、特徴アリです。
泉南方面の「やぐら」で見られるタイプですね。。。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/e9/ca/j/o0610042814495641601.jpg?caw=800)
▲そして見送りも独特!
題材は「巌流島の決戦」。
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘する有名なシーンですが、見送り天蓋から吊るされた武蔵が
超個性的!!他に類を見ませんね~。。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/e1/07/j/o0610042814495641606.jpg?caw=800)
▲見送り周りには長い一枚モノの犬勾欄がありました。
見送り内は、ご覧のように傾斜が付いてました。。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/46/29/j/o0610042814495641610.jpg?caw=800)
▲摺り出しの獅子。
ガラス眼でかなり古いもののようでした。明治期新調時のものかな。。
◆学文路(かむろ)地車◆ 地車庫:南海高野線「学文路」駅すぐ。平成22年完成 製 作:明治20年岸和田市積川西で新調 平成7年堺市市之町より橋本市小原田が購入 平成23年同市学文路へ (大工・彫師は不詳) 土呂幕:(正面)巴御前の勇戦 (平右)不詳、やや新しい彫刻あり (平左)敦盛呼び戻す熊谷次郎直実 見送り:巌流島の決戦
学文路のみなさん
この度は地車購入、誠におめでとうございます。
また町会の方も非常に良くしてくださり、ありがとうございました。
お茶もごちそう様でした♪
また町会の方も非常に良くしてくださり、ありがとうございました。
お茶もごちそう様でした♪
今年は、初めてのことでいろいろ大変だと思いますが、どうか無事に安全第一で、最高の祭りが
できますことをお祈り申し上げます。。。
できますことをお祈り申し上げます。。。
★ちょこっとサプライズ★
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/b4/54/j/o0610042814495641633.jpg?caw=800)
広場から道路を挟んで、数十メートルの地車庫へ納車するときのこと。。
道路を遮断し、地車を移動さすのですが、前梃子を持つ人が・・・いない(写真)。。
移動とはいえ、梃子が落ちると危ない・・・そう思って、
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/12/itaharamura17/b4/54/j/o0610042814495641633.jpg?caw=800)
広場から道路を挟んで、数十メートルの地車庫へ納車するときのこと。。
道路を遮断し、地車を移動さすのですが、前梃子を持つ人が・・・いない(写真)。。
移動とはいえ、梃子が落ちると危ない・・・そう思って、
「・・・持ちましょうか?」と声を掛けると、「助かりますわ~!」と、学文路のみなさん。
私と同行した相方の房吉くんとで、まさかの前梃子コンビを披露させていただくのでした♪
私と同行した相方の房吉くんとで、まさかの前梃子コンビを披露させていただくのでした♪
カメラに収められなかったのが残念ですが、ほんの数分のサプライズに酔う二人でした。。。