淡路島「宝生寺(ほうしょうじ)」 | 板原村のだんじり会館

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どうぞご贔屓に。
ごゆっくりどうぞ。

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先日訪問してきた淡路島のお寺から、宝生寺(ほうしょうじ)をご紹介します。。

ここは「淡路七福神霊場」の一つで、寿老人をお祀りしています。
達者で長寿を授けることで有名なお寺なのだとか。。。


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▲こちらがご本堂です。


●宝生寺御由緒
天平十三年(740)、聖武天皇の勅命をうけ、僧行基が淡路島に建立を祈願し、自から刻まれた地蔵菩薩を安置したのが創まりで、「日限地蔵尊」と崇められ、霊験あらたかな尊像として、多くの人に親しまれてきました。
境内にある長寿橋を渡れば10年長生きができるといわれています。


ここを訪れたのは、他ならぬ目的がありました。。
もちろん、賽銭を入れて手を合わせてきましたが・・(汗)、
そう、あの淡路彫で有名な開正藤師の跡目息子さんである生珉師の彫刻があるということなので・・・♪


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▲まずは木鼻。獏ですね。。
 


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▲なめらかなラインです。
 お腹のあたりは「龍」を思わせるタッチです。


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▲そして正面・蟇股です。
 おぉ~!こりゃイカツイ!!


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▲そしてそして・・・裏面を拝見♪
 ・・・ありました♪(丸印に注目!)


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▲“開生珉”の銘!!
 そして横には少し見難いですが落款も確認できます♪


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▲そしてあらためて正面から。
 ため息が出ますね。。。



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★おまけ♪
撮影に夢中な同伴のお二方です。。。(笑)



淡路にはこのように師の彫刻が組み込まれた神社仏閣が数多くあるそうです。
ちょっと遠いので、なかなか訪問する機会はありませんが、また次回も新しい発見ができることを
楽しみにしています。。。

それにしても・・・
“開生珉”という三文字は、重みがありますね。。。