群馬県館林市。
外観は――
年季。
「本当に営業しているのか?」
そう思うほどの渋さである。その前に立つ二人。
チビ子村長。
「うむ……。」
ぽん太。
建物を見上げる。
「これは期待できる。」
ガラガラ……戸を開ける。
店内。年季。煙。
そして大将。
ニヤリ。
「うちにはコンプラなんてねぇから!タバコも吸える!酒も飲める!」
店内。
シーン……
チビ子村長。
真顔。
「うむ。激アツな大将である。」
ぽん太。
「これでこそ来た甲斐があったというもの。」
すると大将。
ビシィッ!!指を突きつける。
「まずは能書きを聞け!」
「いいか!?てめぇのうなぎは、てめぇで管理運営!人のうなぎにチャチいれねぇ!てめえの事はてめえでやる!」
チビ子村長・ぽん太。
「はい!」
完全に弟子入りである。
しばらくして――
ジュゥゥゥ……
二人。
クルッ。
「15秒!」
クルッ。
タレ。
チャポン。
再び網へ。
ジュゥゥゥ……
まるで工場のライン作業。
大将。
「塩胡椒で食べるのもうまい!」
ぽん太。
「はい!」
チビ子村長。
「焼き係、了解。」
いつの間にか、客ではなく従業員になっていた。
三分後。
ついに完成。
チビ子村長。
パクッ。
モグモグ……
「歯応えがある。」
ぽん太。
パクッ。
「うむ……うまいな。」
皮は香ばしい。
身は固め。
タレの香りが鼻へ抜ける
自分で焼いたからこその達成感。
そして――
チビ子村長。
少し考え……
「欲を言えば……。もう少しタレにコクがほしい。」
ぽん太。
静かにうなずく。
「甘さ控えめで、うなぎの味を生かすタイプだな。」
すると、後ろから、大将。
「だったら二回多くつけろ!!」
店内。
チビ子村長。
「管理運営とは、タレの采配まで含まれていたのである。」
総合評価 ⭐⭐⭐⭐☆(4.1/5.0)
味 ★★★★★(4.5)
肉厚なうなぎは絶品。
タレ ★★★☆☆(3.8)
甘さ控えめで素材重視。好みは分かれるが、もう少しコクがあってもよいと感じた。
体験 ★★★★★(5.0)
「自分で焼く」という唯一無二のスタイル。
大将の熱血指導も含め、ここでしか味わえないエンターテインメント。
雰囲気 ★★★★★(5.0)
昔ながらの店構えと豪快な大将。
常識を超えたスタイルが、逆にクセになる。
🐟最終評価 ★4.1/5.0
「食べるだけではなく、自分で焼いて完成させる。“うなぎのテーマパーク”とも言える一軒。味だけでなく、体験そのものが忘れられない名店でした。」
にほんブログ村





