富山に引越してきて夫(県外出身)が言う
「不思議な天気だなあ…」
確かに、朝から曇って雨が降っていたのに晴れ間が出てきたり、空が明るいのにまた雨が降ってきたり…
天気が一日の内でコロコロ変わるのだ
東京は晴れなら晴れ!雨なら雨!と割とハッキリしている気がする
富山は山が近いから?
引越してきたこの秋は天気が良い日が多かったと思う
(暑いくらい…)
それでも雷雨や強風の日もあった
遮る物が少ないからだろうか、ちょっと怖いくらい
より近くに自然を感じる
正直私は富山の冬が苦手だ
曇天でべしゃべしゃの雪、暗くて寒くて気が滅入る
初めての上京、当時は長岡で乗り換え上越新幹線

いくつものトンネルを抜けた時、群馬辺りだろうか
突然ピカーンと晴れた世界に出た!
「二月なのに晴れてる…」

鉛色の冬の富山育ちだった私にとって、冬なのに晴天の関東平野は衝撃だった
『トンネルを抜けると雪国であった』by川端康成の反対バージョンだ
カラッと明るく晴れた空は明るい未来を指し示しているようで、十代の私はワクワクしたなあ

今年は久しぶりに富山で冬を迎える
おとなになった私は楽しく過ごせるのかな?