子供の頃は自分が富山弁を喋っている認識はなかった
祖父母世代のようなディープな富山弁は使わないし、自分はテレビの中の人達と同じ喋り方だと何故か思っていた
上京して3ヶ月位たった頃だろうか、仲の良い友達が言った
「そういえば、いたちぃちゃん(私)最初なまってたよね〜」
え私なまってたの
自覚がなかった…
でも悪気のない友達のその言葉からすると、私の訛りは3ヶ月位で自然に抜けてきていたのだろう
その後、東京で就職した
就いた仕事は人前でプレゼンする機会が多く、話し方は厳しくトレーニングを受けた
方言が悪いとは言われなかったが、話しグセは徹底的に矯正された
そのせいか、今の私の言葉は正確な(?)標準語だ
夫(県外出身)との会話は標準語だし、初めて会う人にも標準語で話す
でもちょっと迷うのが、地元の昔からの友達と話す時だ
彼女達は私の標準語に違和感を持つのではないだろうか?
例えるなら、非関西人のエセ関西弁みたいな
まあ誰も気にしてないか
でも地元の友達と会った日は夫にすぐばれて言われる
「なんか今日いたちぃ訛ってない」
話し言葉って影響を受けやすい…
たぶんまた3ヶ月位で自覚なく富山弁に戻るのだろう
元々ネイティブスピーカーだしね
こちらは渡す相手を選ぶ富山のお土産…
中はおいしいお煎餅