地元の友達は皆、車を持っている
一緒にランチしよーお茶しよーとなった時、
お店選びは長年富山に住む彼女達にお任せする
すると、どーしても車で集まりやすいロードサイド店舗になる駐車場もたくさんあるしね
車なしの私はバスや電車で自力で向かうつもりだけど、
私の優しい友達は「いたちぃちゃん(私)拾ってくよ~」
と言ってくれる申し訳ない…
家が目的地の途中ならまだいいけど、遠回りだったりするとまた申し訳ない…
これが車なし生活のデメリットかなあ…
お礼のつもりでちょっとしたお菓子を渡す
ガソリン代高騰の中、妥当なお礼かはわからないけどおそらく現金では受け取ってくれないだろう
中学の頃、運動部に所属していた
週末は試合や何かで遠方に行くことがよくある
そんな時は私の父が車で送迎してくれた
父は私だけでなく、同じ部の子もついでに乗せて行ってくれていた
ある時、同じ部のMが当たり前のように言った
「じゃあ、いたちぃちゃんのお父さんには◯◯ちゃん拾った後うちに来てもらって〜…」
(なぜにMがルートを指示する!?まず「乗せてほしい」ていうお願いが先じゃない!?)
言えなかったけど…
他の子の親の車に乗せてもらうこともあったけど、三年間でMの親が送迎をしてくれたことは一度もない
送迎できない事情があったのかもしれない
でも何度も父の車で家の前まで迎えに行ったが、Mの親は挨拶に出てくることすら一度もなかった
図々しい子は親も図々しいんだな…子供心に思った
Mは早くに結婚し子供を産んだ
Mは、そしてその子供はどんな大人になったんだろう…
あー帰郷したら忘れてたことまで思い出しちゃったよ
私を車に乗せてくれる優しい友達、でもそれに慣れてそれが当たり前と思ってはいけない
どんなに親しくても感謝の気持ちは忘れちゃいけないなーと思った
写真は今年見つけた初クリスマスツリー
アーバンプレイスにて