希少難病患者を支援 災害に備え登録開始へ

 「京都新聞」によりますと、

 「国の難病指定を受けず治療法も確立されていない

「希少難病」の患者を災害時に支援するため、

京都市北区のNPO法人が、

緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を

患者に事前登録してもらうシステムを開発しました。

東日本大震災の被災地で活動した際、

希少難病患者に支援が行き届かないケースが見られたためで、

ニーズを把握してスムーズな支援活動につなげる狙いがある。

11月1日から、患者の登録を受け付ける。

 システムはNPO法人「希少難病患者支援事務局

(SORD)」が開設する「災害手帳」。

SORDが運営するインターネット上の会員制交流サイト

「Re:me(リミィ)」からアクセスし、

住所や症状、かかりつけの病院、服用している薬剤、

介護時の留意点などを登録してもらう。

災害が起きると、SORDのメンバーや

協力関係にある医療関係者が現場に入り、

患者を専門医につないだり、薬を確保したりする。

 SORDは、震災発生の直後から被災地入りし、

自治体に掛け合って希少難病患者に個室を用意するなど、

活動を続けてきた。その過程で、

人目を気にして助けを求められない難病患者が

1カ月間車の中で寝泊まりして症状を悪化させたり、

希少難病に関する知識がある医師がおらず、

患者への適切な対応ができていないケースなどが見られた。

カルテなどが津波で流された医療施設もあったほか、

支援の要請がないことを理由に

各自治体も要支援患者の情報を十分に把握できておらず、

公的な支えにも限界があると感じた。

 小泉二郎代表(42)は「事前に『どこに、どのような

支援が必要な人がいるか』が分かることで、

支援する側も動きやすくなる。

普段から情報面の備えをしてほしい」と話す。

◉ 問い合わせはSORD

TEL075(491)5553、または

SORDのホームページ。

http://www.sord.jp/

」とのことです。

困ってるひと/大野 更紗

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