東電:官僚天下り50人以上 ゆがむ原発行政(その1)『原発を終わらせる (岩波新書)』石橋克彦(編)

 「毎日新聞9月25日」によりますと、

 「歴代経産省首脳OBが東電副社長に

 東京電力に「嘱託」などの肩書で在籍する

天下り中央官僚が47人(8月末)に上ることが24日、

毎日新聞の調べで分かりました。

次官OB向けの「顧問」ポストも加えれば50人を超え、

出身は所管の経済産業省から国土交通、外務、

財務各省、警察庁、海上保安庁と多岐にわたる。

東電福島第1原発事故では安全規制の不備が指摘されるが、

原子力行政に携わった元官僚は「(当局と電力会社との)

癒着が安全規制の緩みにつながった」と認める。

 6月28日、東京都港区のホテルで開かれた

東電の株主総会。株価暴落で多額の損失を出した株主から

「なぜムダな天下りを受け入れ続けているのか」との質問が相次いだ。

山崎雅男副社長は「電力事業には

(いろいろな)知識を持った方が必要」と答弁。

事故の巨額賠償負担で経営が揺らいでも

天下りを切れない電力会社の体質を浮き彫りにしました。

 経産省キャリアOBの最上級の天下り先は東電副社長ポスト。

次官OBの石原武夫氏に始まり、資源エネルギー庁長官や

次長経験者が10年前後の間隔で就いてきました。今年1月には、

昨年8月に退任したばかりの石田徹エネ庁前長官(当時)が顧問に天下り。

東電は「慣例通り副社長に昇格させる予定だった」(幹部)。しかし

、「退職後2年間は所管業界に再就職しない」という

自民党政権時代に作られたルールを逸脱していた上、

原発事故による行政批判も重なって、

4月に顧問を退任せざるを得なかった。

 経産省は関西など他の電力各社にもそれぞれ

元局長や審議官、部長クラスを5人前後ずつ

役員や顧問として再就職させている。

 ◇ 報酬、霞が関以上に

 中央省庁OBを幅広く受け入れる東電のような余裕は、

独占事業ではない他の民間企業では考えられず、

経済官庁幹部も「東電など電力は

再就職の最大の受け皿」と認める。」とのことです。(続く)

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