自民党内にて違法ダウンロードへの罰則導入の動き、ただし

慎重意見もあり -

「レコード会社など31社、

動画ダウンロード支援サイト“TUBEFIRE”提訴」の裏側

 弊ブログでも、

「日本レコード協会は8月23日、日本レコード協会の会員社を含む

レコード会社30社と音楽出版社1社が、

YouTubeからの動画ダウンロード支援サイト「TUBEFIRE」を運営する

ミュージックゲートに対して、レコード会社などが権利を有する

動画および音源のダウンロードサービスの停止と

損害賠償約2億3千万円を求める訴訟を、

8月19日に東京地方裁判所に提起した」ニュースについては、

ご紹介いたしましたが、

その裏側には、日本レコード協会をはじめとする、音楽業界の

自民党などに対する、このようなロビー活動があったんですね!

☆「P2Pとかその辺のお話@はてな  2011-09-03」によりますと、

 1.「Wed Aug 03 01:34:41 via web 津田大介さん」

 「自民党内にて違法ダウンロードへの罰則導入の動き、ただし

慎重意見もあり

違法ダウンロードに罰則をつけようという話が持ち上がっているようだ。

この議論自体は、以前から権利者側からあがっていたのだが、

これを議員立法というかたちで一気に押し切ろうとしている模様。

複数方面から聞こえてくるようになった話で

もう明らかにしても問題ないと思うので

このタイミングで書いておくと、

昨年1月に施行された「ダウンロード違法化」に

刑事罰を付けようという動きが今国会であるそうです。

文化庁の審議会通さず、業界のロビーにより

議員立法で一気にやろうとしてるみたい。」

2.「Fri Aug 26 11:19:06 via web 山本一太参議院議員」

 「これまで著作権関係の法案は、大抵が内閣立法によるもので、

審議会にて利害関係者、識者を交えて議論を尽くし、

パブリックコメントを募集し(もはや形骸化してる部分もあるが)、

少なくとも体裁としては各方面からの意見を集め、

賛否を加味した法案が作られ、国会に提出される。一方、

議員立法は、国会議員が自らの問題意識、ないし陳情や

ロビイングを受けて起草される。

プロセスとしては、議連を結成し、党内での審議

(部会、政調、総務会)を経て、

法案を国会に提出する。法案の起草にあたっては、

議院法制局の補佐を受ける。前者に比べて、後者の方が進捗は早いのだが、

時間をかけて十分な議論を尽くすとまではいかない。そこをついて、

業界のロビーが性急にことを進めようと働きかけている、

というところだろうか。

我々が選んだ国会議員による議員立法なのだから

民主主義に則っているだろう、といっても、

私には間接民主制の穴を付いているようにしか見えない。

著作権問題は国民にとって投票を左右するものではなく、また

候補者も積極的に争点にしたり、態度を明確にはしていない、しかし、

パーソナルコンピュータ、インターネットの普及に伴い、

ほぼ国民すべてが関わりうる問題ともなっている。

業界の要請と国民の利益とのバランスを取るためには、

時間をかけて十分に議論すべきだろう。

間接民主制の弊害を逆手にとって、

消費者への説明も消費者からの意見も不要だ、と

暗に示しているようなやり口はどうなんだろうね*2。」

3.「Fri Aug 26 11:23:59 via web 山本一太参議院議員」

◉ 違法ダウンロードへの罰則導入の動き

 「現在、自民党内にて

「音楽などの私的違法ダウンロードの防止に関する法律」として

議論が進められており、参議院から

自民党の議員立法として提出を目指している模様。

「音楽などの」なんだね。8月11日付の馳浩議員の日記によれば、

自民党文科・総務・法務合同部会会議にて、

この法案についての議論が行われた模様。内容は、

私的違法ダウンロードを処罰する規定を整備

私的違法ダウンロードした有償著作物の公衆への

提供防止措置の努力義務規定

2年前の著作権法改正では、

「私的利用に供するダウンロードまでいきなり罰則付与は、

行き過ぎではないか?」と、いう声で、罰則は付与しなかった。しかし、

そういう悠長なことを言える段階ではなくなった。

あまりにも有償音楽等の著作物の私的違法ダウンロードが増えた。

正規ダウンロードに比べて、違法ダウンロードは10倍に増えた。それも、

違法ダウンロードを行うのは、未成年者を含む青少年が多い。

赤信号みんなで渡れば怖くない、だ。これはいかん。これからは、

違法なインターネット配信からの私的録音も録画も

100万円以下の罰則付与となる。

違法であると知っていながらダウンロードすれば、それは盗品となる。

そういう社会にしなければ。今国会中に処理できるかな?

衆議院議員 馳浩のはせ日記:平成23年8月11日(木曜日)また

8月23日の部会会議では 8月23日、自民党「政調」は、

下村「文科」部会長と、河村・元「文科」大臣に取り扱いを一任した

「音楽などの私的違法ダウンロードの防止に関する法律案(議員立法)の

変更点を課題に、文科、総務、法務の三部会合同会議を開催し、

出席要請を受けた保岡興治元法務大臣が、

「私的違法のダウンロード行為に係わる法定刑として、

5年以下の懲役を設ける考え方」を説明しました。

自民「政調」文科・総務・法務合同会議を開催

いつまでも元気なTUNEO/ウェブリブログ

とあり、違法ダウンロードへの罰則導入にあたり、

「100万円以下の罰金」「5年以下の懲役」などの

懲罰を設ける方針のようだ。後で引用するが、

「500万円以下の罰金を」という意見もあるとのこと。

「5年以下の懲役、500万円以下の罰金」というと

2007年の著作権法改正で罰則が強化される以前の

著作権侵害の罰則と同じなのだが。ちなみに、

馳議員の言う「正規ダウンロードに比べて、

違法ダウンロードは10倍に増えた」というのは、おそらく

レコード協会の「違法配信に関する利用実態調査」の結果。

違法ダウンロード罰則導入への慎重意見

自民党内でこのような動きがあると言っても、

違法ダウンロードへの罰則導入にあたっては

慎重意見も寄せられているようだ。

8月26日付、参院自民党政策審議会長 山本一太議員のTweetを以下に。

平場の議論を2回(?)やっただけで自民党の関係部会を通過した

「音楽の私的違法ダウンロードの防止に関する法案」には、

部会の上の政策会議でブレーキがかかった。

自分を含め、出席者から慎重意見が相次いだため。

違法ダウンロード対策の必要性は分かるが、

もっと時間をかけて議論すべき問題だ。

「音楽等の私的違法ダウンロードの防止に関する法案」は

参議院から自民党の議員立法として出したいとのこと。もう一度、

政策会議にかける(?)前に、参院政審で審議することに。

ここでも慎重論が多かった。来週初めに2度目の議論をやるが、

了承は難しいだろう。今国会中の提出は無理だと思う。」

4.「Fri Aug 26 11:29:41 via web 山本一太参議院議員」

 「“音楽等の私的違法ダウンロードの防止に関する法案”については、

公明党も「時間をかけて議論したい」という意向。

民主党政権が「閣法」として出す気配もない。

今国会での審議は、時間的に不可能。

自民党だけが突出して、この法案を(十分な議論もせずに)

国会に提出するような拙速は避けるべきだ。」

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「P2Pとかその辺のお話@はてな」

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