東電、震災4日前に10メートル超の津波想定

保安院に報告 福島第1南側では15メートル

 「日本経済新聞」によりますと、

「経済産業省原子力安全・保安院は24日、

東京電力が福島第1原子力発電所に従来想定していたよりも

大きな津波が来る可能性があるという試算結果を、2009年9月と

東日本大震災直前の今年3月7日の2回、

保安院に報告していたことを明らかにしました。

2009年の報告時に保安院の担当者は上司に報告せず、

対応していなかった。また、

東電と保安院は震災後、福島第1原発で最大約13メートルだった今回の津波を

「想定外だった」と説明、試算結果の存在を5カ月半も公表しておらず、

対応の遅れとともに説明責任も問われそうだ。

 東電は福島第1原発での想定津波の高さを最大5.7メートルと設定していた。しかし、

2009年9月、6メートルを超える津波が来る可能性を

口頭で保安院の担当者に報告しました。この際、

保安院は「報告が(上司に)上がらず、組織として対応しなかった」

(森山善範・原子力災害対策監)という。その後、

東電は869年の貞観地震や、国の地震調査研究推進本部の見解などをもとに、

巨大地震時の津波の規模を試算。

福島第1原発の5~6号機で10.2メートル、

防波堤南側で15.7メートルの津波が来るという結果を、

今年3月7日、保安院に報告しました。

 保安院は東電に対し、試算結果を反映した耐震安全性評価報告書を提出し、

早期に設備の改修などの対策をとるよう口頭で指導しました。

実際には4日後に震災が起き、対応できなかったという。

 東電などは大震災で福島第1原発が見舞われた津波の規模を

「想定外だった」と繰り返し説明してきたが、

実際には想定していたことになる。

 保安院はこうした経緯を事故調査・検証委員会には報告したが、

国際原子力機関(IAEA)への報告書や

記者会見などでは公表していなかった。」とのことです。

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