最終処分場建設を提言=福島原発事故で危機感増す
-米使用済み核燃料・大統領諮問委
「時事通信」によりますと、
「オバマ米大統領が設置した
「米国の原子力の将来に関する有識者委員会」は29日、
米国の使用済み核燃料について、
地下深層に保管する最終処分場の建設の必要性を提言する
中間報告書を発表しました。
大統領はユッカマウンテン(ネバダ州)の
核廃棄物最終処分場の建設計画を白紙撤回しましたが、
中間報告が最終処分場の必要性を指摘したことで、
改めてその政治判断が問われそうだ。
中間報告は福島第1原発事故が「かつてなかったほど、
使用済み核燃料の問題に米国民の関心を向けさせた」と指摘。
危険な核物質を安全かつ恒久的に管理する解決策を
早急に見いだす必要性を訴えました。
エネルギー省によると、
米国の商業用原子炉の使用済み燃料は約6万3000トン。今後も
年間2000トンの割合で増加すると予測されている。
使用済み燃料を仮保管する原発内のプールは
2015年までに満杯になる見通しだ。
中間報告は「米国の核廃棄物の管理計画は
行き詰まっている」と懸念するとともに、
「次世代に負担を掛けないために、
危険な核物質を安全かつ恒久的に管理する解決策を見つけることは、
基本的な倫理上の義務だ」と強調しました。
方策として、地下深層の最終処分場や、
処分場ができるまで安全に管理する
中間貯蔵施設を迅速に建設するよう求めました。
ユッカマウンテン計画の白紙撤回について評価することは避けたが、
米国の使用済み核燃料の量はユッカマウンテン処分場が建設されたとしても、
その受け入れ能力をすぐに超えると指摘。
「米国は最終処分場を見つけなければならない」と
警鐘を鳴らしました。」とのことです。
★ 核最終処分場建設計画、作成義務づけ…EU
「読売新聞7月21日」によりますと、
「欧州連合(EU)は19日、
高レベル放射性廃棄物や使用済み核燃料を
地下深くに埋める最終処分場建設を促進するため、
放射性廃棄物の処分計画を2015年までに作成することを
加盟27か国に義務づける指令(EU法)を採択しました。
EU域内では、フィンランド、スウェーデン、フランスの3か国で、
地下約400メートルの深さに廃棄物を埋める
最終処分場の建設計画が世界に先駆けて進められている。
指令は、こうした動きをEU全体に広げることを目指すものだ。
指令採択を受け、エッティンガー欧州委員(エネルギー担当)は
「放射性廃棄物管理でEUが世界最先端になる」と強調しました。
使用済み核燃料の再処理過程で出る高レベル廃棄物は
1万年以上放射線を出し続けるとされ、
安全な処理が世界的課題になっている。」とのことです。
【改訂増補版】北欧のエネルギーデモクラシー/飯田 哲也

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「時事通信」によりますと、
「オバマ米大統領が設置した
「米国の原子力の将来に関する有識者委員会」は29日、
米国の使用済み核燃料について、
地下深層に保管する最終処分場の建設の必要性を提言する
中間報告書を発表しました。
大統領はユッカマウンテン(ネバダ州)の
核廃棄物最終処分場の建設計画を白紙撤回しましたが、
中間報告が最終処分場の必要性を指摘したことで、
改めてその政治判断が問われそうだ。
中間報告は福島第1原発事故が「かつてなかったほど、
使用済み核燃料の問題に米国民の関心を向けさせた」と指摘。
危険な核物質を安全かつ恒久的に管理する解決策を
早急に見いだす必要性を訴えました。
エネルギー省によると、
米国の商業用原子炉の使用済み燃料は約6万3000トン。今後も
年間2000トンの割合で増加すると予測されている。
使用済み燃料を仮保管する原発内のプールは
2015年までに満杯になる見通しだ。
中間報告は「米国の核廃棄物の管理計画は
行き詰まっている」と懸念するとともに、
「次世代に負担を掛けないために、
危険な核物質を安全かつ恒久的に管理する解決策を見つけることは、
基本的な倫理上の義務だ」と強調しました。
方策として、地下深層の最終処分場や、
処分場ができるまで安全に管理する
中間貯蔵施設を迅速に建設するよう求めました。
ユッカマウンテン計画の白紙撤回について評価することは避けたが、
米国の使用済み核燃料の量はユッカマウンテン処分場が建設されたとしても、
その受け入れ能力をすぐに超えると指摘。
「米国は最終処分場を見つけなければならない」と
警鐘を鳴らしました。」とのことです。
★ 核最終処分場建設計画、作成義務づけ…EU
「読売新聞7月21日」によりますと、
「欧州連合(EU)は19日、
高レベル放射性廃棄物や使用済み核燃料を
地下深くに埋める最終処分場建設を促進するため、
放射性廃棄物の処分計画を2015年までに作成することを
加盟27か国に義務づける指令(EU法)を採択しました。
EU域内では、フィンランド、スウェーデン、フランスの3か国で、
地下約400メートルの深さに廃棄物を埋める
最終処分場の建設計画が世界に先駆けて進められている。
指令は、こうした動きをEU全体に広げることを目指すものだ。
指令採択を受け、エッティンガー欧州委員(エネルギー担当)は
「放射性廃棄物管理でEUが世界最先端になる」と強調しました。
使用済み核燃料の再処理過程で出る高レベル廃棄物は
1万年以上放射線を出し続けるとされ、
安全な処理が世界的課題になっている。」とのことです。
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