エクスコンテナ・プロジェクト

EX-CONTAINER PROJECT

 海上運送用のコンテナ規格を流用して

仮設住宅をつくり、被災地に届けるプロジェクトです。

 体育館などの避難場所では、各家族の間は、せいぜい、簡単な

パーテーションで区切ってあるだけで、

プライバシーなどあったもんではありません。自分の家がもともと

建っていた場所が、海沿いの低地で、

危険な場所でも、それを承知で、

自分で家を立て直そうとされる方が

いらっしゃるのは、みんな

『家族団欒の生活』を取り戻したい、という声が

多いようです。

 エクスコンテナというのは、コンテナ規格を流用した

プレハブのユニット型住宅のことです。

エクスコンテナ・プロジェクト代表の建築家の吉村靖孝さんが以前、

コンテナを流用したホテルを

横浜で、作ったことがあったので、

そのノウハウを生かして仮設住宅を作ろうと思いついたそうです。

仮設住宅は応急措置として作られるので、

最長2年で撤去されてしまいます。もったいないですね。一方、

エクスコンテナというのは、仮設並みに

安価なんですけれども(輸送費は割高になりますが)、

常設と同等の性能を備えていて、

一般の建築確認申請が通った実績もあります。だから、

仮設としての役目を終えた2年後には

被災者の方がもともと住んでいた土地に

運んでいって、

常設の住宅として再利用できる可能性があるんです。

 コンテナって、冷たい鉄の感じがあるかも知れませんが、

海運コンテナそのものを使うわけではなくて、

運送に便利だから、

コンテナの規格を利用しているだけで、

横浜のホテルで使用されたくらいですから、

見た目も、とってもオシャレなんです。

もちろん、キッチンやお手洗いなどの水回りも

完備しています。

現地で組み立てる仮設住宅と違い、

被災地以外の場所で内装まですべて完成させてから

コンテナごと運ぶので、被災地での

建設に人手や時間があまりかかりません。

安全な、高台の用地が不足する中で、 2階立て仮設住宅であれは、

国内メーカー製の平屋建てよりも、

効率よく土地を使えるんです。

標準的なタイプの2階建て仮設住宅は、

台所、風呂、トイレ、押し入れを備え、

和室(約4畳)と 洋室(約3畳)の2部屋です。

「狭いなー」と思われるかもしれませんね。でも、

1戸あたりの広さは国内製仮設住宅とほぼ同じ

約30平方メートルなんです。

 コンテナ式の2階建て仮設住宅 は、こんな感じです、

朝日新聞で、こちらからご覧ください

http://www.asahi.com/business/update/0425/images/TKY201104250425.jpg