一度見学したかった松戸戸定邸へ行きました。

水戸徳川家最後の藩主である徳川昭武が、

明治時代に建てた住まいです。

 

JR松戸駅から1km弱の高台にある戸定邸、

訪れる人が多いのか駐車場も充実してましたよ。

 

 

 

内蔵には、三つ葉葵の長持が置かれていました。

 

 

 

中庭越しの2階部分は非公開です。

 

 

 

皇族や華族など身分の高い人を迎えた表座敷棟。

座敷の南西には、洋式の庭園が広がっています。

 

 

 

 

徳川家の家紋である葵で装飾された照明器具や釘隠し、

欄間が見どころです。

 

 

 

 

 

よく晴れた日には、

この方向に富士山を眺める事が出来るとか。

ちょっと雲がかかって見えませんでしたね。

 

 

 

便所と洗面所

 

 

 

 

奥座敷棟は、奥さんが使っていました。

昭武さんも日中は表座敷棟の自室で過ごし、

夜寝るときはこちらを使っていたようですね。

 

 

 

当時飾られていた雛人形

 

 

 

風情ある丸窓は、1991年に復原されたそうです。

 

 

 

生母のために建てられた離座敷棟。

一番奥まったところに建っていて、

静かで良い空間でした。

 

 

 

物入れの戸は屋久杉だそうです。

どうりで立派だと思いましたね。

丸窓からはかつて筑波山を望めたそうですよ。

 

 

 

湯殿棟の浴槽は後から作られたもので、

昭武さんの頃はかけ湯で入浴していたようです。

天井は、一枚ものの杉板4枚を使っていて

見どころの一つになっています。

 

 

 

 

 

使者の間棟は、

来客のお供の人のために使われた部屋です。

表座敷棟のように最上等材は使われていませんが、

欄間には幸福を招くコウモリがあしらわれていたり、

庭園を眺められるなど、身分は違えど

訪れた人への心遣いがうかがわれます。

 

 

 

戸定邸は昭武さんの後、子の武定が子爵を授かり、

華族となって松戸徳川家を創設しました。

松戸徳川戸定邸は、昭和26年に松戸市に物納されるまで

三代続いていたようです。