近所の図書館から、
「東京藝大仏さま研究室」を借りてきました。



東京藝術大学に実在する研究室がモデルで、
仏像の模刻に悪戦苦闘する学生たちの青春ストーリーです。
フィクションながら
リアリティある作品に仕上がっているのは、
その研究室に通う現役の学生に取材した結果でしょうか。
仏像を扱う青春物語なんて面白いのかなと思いますが、
そこは変わり者の多い藝大の話なので
興味深い事ばかりであっという間に読了出来ますよ。

この本を手に取ったきっかけは、以前買った
「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」
を読んだ事からです。



作者の奥さんが藝大生だった事がきっかけで、

藝大に潜入取材して書いたノンフィクション作品です。

奇抜で奇想天外、想像のナナメ上をいく日常が魅力的で、
どんどん引き込まれていきます。
オススメの一冊ですよ。

以前、藝大出身者の結婚式に呼ばれた事があるのですが、
特に二次会はカオスでした。
頭の構造が凡人のボクとではだいぶ違ってます。
とにかく面白かったですね。