前回も書きましたが、スズランといえば

北海道や東北、また中部地方の山々など、

比較的涼しい場所に生息するのではと思っていました。

なので、まさか鹿児島で見ることができるとは

思ってもいなく意外でしたね。

 

今回訪ねた伊佐市のすずらんの里は、標高400mの

「鹿児島の北海道」と言われる冷涼な場所でした。

当日も気温15度と寒かったです。

純浦さんという個人の方が、長野県から

1000株のスズランを取り寄せて植えたのが始まりで、

今では1万株に成長したそうです。

 

連休中にも関わらず閑散としてました。

ボクたち以外、地元の家族連れ1組だけ。

 

 

 

スズランは見頃を過ぎて残り花という感じでしたが、

それでも見ごたえありましたね。

ゆっくりと鑑賞できましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

スズラン以外にも花が咲いていましたよ。

キランソウ

 

 

 

エビネラン

 

 

 

 

ムラサキコマノツメ

 

 

 

 

新緑が綺麗でしたが、風があって寒かったです。

前を歩くカミさんは、寒くて背中を丸めていました。

 

 

 

 

すずらんの里を後にして、曽木発電所の遺構見学に来ました。

展望公園に車を停め、展望台まで歩きます。

敷地内に薬草園があったので立ち寄りました。

身近な草木がじつは薬草と知って勉強になりましたね。

 

 

 

 

 

 

スタジイの大木が花を咲かせていましたよ。

 

 

 

 

シャクナゲ

 

 

 

曽木発電所の遺構が見える展望台へ着きました。

曽木の滝より1.5km下流にある水力発電所で、

明治42年に建設された2階建て(一部3階建て)の

レンガ造り建造物です。

 

毎年10月から春先にかけて、さらに下流にある

昭和42年に完成の鶴田ダムが作るダム湖に沈んでいるので、

風化が激しいのか外壁の一部しか残っていませんでした。

それでも威風堂々として、

往時の姿を思い描く事が出来ましたよ。

 

 

 

 

 

昼までの雨が嘘だったような空でした。

 

 

 

帰り道に見えた霧島連山。

 

 

 

カミさんの実家近くで撮った夕暮れ空です。

雨上がりで、よけい綺麗に見えましたね。

 

 

 

もう少し続きます。