お盆休み中の8月15~17日の二泊三日で、

旅行に行ってきました。

 

旅行最終日の朝、宿の周辺は晴れていましたが、

周辺の山は相変わらず厚い雲に覆われていました。

 

 

 

2日間のんびり過ごした宿に別れを告げ、

ふたたび新潟県入りしました。

 

フォッサマグナミュージアムで予備知識を得たなら、

やっぱり見て行こうと思いやって来た、

フォッサマグナパークです。

 

 

 

国道沿いの駐車場に車を停め、

登り坂の遊歩道を10分ほど歩いてきました。

糸魚川-静岡構造線を人工的に露出させた

断層見学公園です。

 

 

 

 

断層破砕帯を挟んで約4億年前の西日本側の岩石と、

約1600万年前の東日本側の岩石が接しています。

近くに行って触ってみると、

何となく硬さの違いを実感できました。

東の陸地と西の陸地がここでくっついて

日本が誕生したのかと思うと感慨深いですね。

 

 

 

タモリさんが喜びそうな場所だなと思っていたら、

ブラタモリでも放送済でした。
さすがタモリさん‼

 

 

 

こちらは、酒造りの案内板です。

東と西の地質によって地下水の性質が変わるようです。

断層の真上に建つ造り酒屋さんでは、

口当たりの良い西側の地下水を使用してるそうですよ。

 

 

 

こちらは、断層の表面をはぎ取って展示した物。

上下の三角を結んだところが東西の岩石の境です。

 

 

 

 

フォッサマグナパークから駐車場へ戻る途中、

鉄橋を渡る列車が見えました。

あと5分早かったら、

その先の駅で離合する列車を見られたようで

ちょっと惜しかったですね。

 

 

 

東京へ帰るには栂池高原経由の方が早いので、

ふたたび長野県へ戻ってきました。

お土産を買うため、道の駅小谷へ寄り道です。

凄いですね、剥いだままの熊の毛皮。

お値段は24万円でした。

誰が買うのでしょうかね。

 

 

 

ソフトクリーム美味しかった‼

愛車とともに。

 

 

 

栂池~白馬を過ぎ、

オリンピック道路を通って長野市街へ来ました。

帰る前にもう一度信州蕎麦を食べて行こうと、

川中島古戦場史跡公園へ向かいます。

 

公園内にあるお蕎麦屋さんへ来ました。

グーグル評価の高かった「手打ち蕎麦処 横綱」です。

 

 

 

鴨汁そばの大盛を頼みました。

富士山のような盛り付けでしたが、

喉越し良くスルスルと胃袋に消えていきましたよ。

 

ここで気づきました、宿で食べた十割蕎麦との違いを。

恐らく二八蕎麦でしょうが、軽い感じがします。

水に例えると、硬水と軟水の違いかな。

 

 

 

お腹も満たされたところで、

公園の一画にある八幡社へ来ました。

 

 

 

 

この周辺は、5度に渡って繰り広げられた

武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いの中で、

最も激しい戦いがあった場所だそうです。

武田信繁や山本勘助も、ここで戦死してます。

境内には、武田信玄本陣の土塁跡も残っていました。

 

旧八幡社

 

 

 

八幡社

 

 

 

執念の石

 

武田軍家臣の原大隅守が、

上杉謙信を取り逃がした悔しさに、傍らにあった石を

槍で突き通したといわれる穴があります。

 

 

 

逆槐(さかさえんじゅ)

 

武田信玄が本陣を構えた際、土塁の地固めに

逆さに挿した槐がそのまま根付いて成長した、

旧八幡社の鬼門除けのご神木だそうです。

 

 

 

武田信玄と上杉謙信の一騎打ちの銅像です。

迫力ありますね。

 

 

 

 

武田家と上杉家の家紋の入った御朱印です。

 

 

 

自宅までの帰り道は、菅平高原から嬬恋村を抜けて

浅間隠山を巻くように高崎まで行く

下道ルートを走りました。

ゴールデンウイークでも走りましたが、

ボクの中では渋滞しらずの黄金ルートです。

 

そして気づきました、

このルートは大半を国道406号線を走りますが、

それが白馬から高崎を結ぶ国道だったという事を。

そういえば白馬から戸隠へ行く道路が

国道406号線だったというのも思い出したし、

今回の旅行で随分お世話になりましたね。

 

途中から高速を利用するなどして、

割とストレスなく帰宅できました。

3日間の総距離は、約800キロ。

久しぶりによく走りましたね。

 

おしまい。