インスリンノーマになったり、病気が進み、体力が無くなると歩けなくなる事がありますので、どうやってサポートをするのか？を書いて行きます。
後脚に力が入らなくなり、歩けなくなると最初の問題は、お尻やお腹が汚れる事なのですが、後脚に力が入らなくなる初期ですと、ほふく前進で進んだり、トイレに行く様になりますので、ハンモックは潜れるものを吊るさずに床に敷く様に置いてあげて下さい。
トイレに間に合わないこともあるので、ケージの床にペットシーツを敷きつめます。
餌も食べやすい様にお皿などにし、お水も立ち上がらなくても飲める位置に下げるか、お皿にして下さい。
排泄物で身体が汚れてしまったら、必要最低限の範囲で洗ってあげて下さい。
特に肛門の汚れに気を付けてあげて下さい。
ご飯やお水の摂取量が少ない場合、強制的に与える事が必要になる事があります。（強制給餌、給水のやり方は前記事の『薬の与え方』をご覧下さい）
脱水症状や腎臓に疾患がある場合、強制給水が必要になります。
脱水症状の時は勿論ですが、腎臓に疾患がある時は、腎臓の働きを助ける為に強制給水が必要となります。
病院で脱水症状と診断されると皮下注射をしてくれますが、限界量まで注入しても数時間しか効果が見込めませんので、ご家庭で水分補給がひっすとなります。
ご自分で脱水症状を起こしているのか？の確認の仕方をご紹介致しますね。
フェレットの両前脇に手を添えたり、うつ伏せの状況にして首根っこの皮膚を指で、軽くつまみ、キュッと捻り指を離してから3秒程度で概ね、元の状態に戻らない時は、脱水症状だと認識して下さい。
＊元気なうちに試しにやってみて、正常な戻り方を覚えておいて下さい。