色のついている歯はCADCAM冠・インレーが保険適用です。中切歯・側切歯・犬歯(図の赤い歯)、第一小臼歯・第二小臼歯(図の緑の歯)・第一大臼歯(図の青い歯)に作ることができます。第一大臼歯(図の青い歯)は第二大臼歯(図の赤丸)が上下4本揃ってないと保険適応になりません。
(YAMAKIN株式会社HPより引用
板橋区板橋の板橋区役所前メンタルクリニックの医師の藤林です。
2022年4月から白い歯による治療ができるCAD/CAMインレーの保険適応がされるようになりました。
歯科医師の中にはCAD/CAMインレーの5000円の保険治療よりも強度に優れたジルコニアによる10万円の自費治療を勧めるところがあります。
また、CAD/CAMインレーは自費診療のジルコニアよりも歯を削る量が増えることから自費診療のジルコニアを勧めることもあります。
しかし、歯科治療で10万円の負担は大きく、5000円で白い歯を得られるCADCAMインレーの保険適応は歯科治療における大きな革新だと思います。
私はCADCAMインレーで治療しましたが不具合は起きておらず、周囲の人の口コミでもCAD/ CAMインレーのクチコミは良いです。
自費診療が大きな収益となる歯科医の推奨にはどうしても不安が生じてしまいます。
個人的な感想ではまずはCAD/ CAMインレーで治療してインレーが欠ける等の不具合が生じた際に自費診療のジルコニアによるインレーを検討するのが良いのではないかと思っています。