お天気もまずまず。
何事もなく穏やかに
年号が変わって良かったです。
テレビの街頭インタビューでは
新年号には"戦争がなく
災害も起きないように"と
願う声を複数聞きました。
同感です。



虹




平成の4月30日 二ヵ月ぶりに
 元上司のお宅へ。


先月は ご主人の状態が
あまり良くなくて延期と
なっていたのですが
誤嚥性肺炎で入院されてから
状態も落ち着きつつあるそうなので
お邪魔しました。


こんな時でも 相変わらずの
いろいろおもてなし
"召し上がれ〜"って。
👇
私はこの方から
料理のいろは、子育て
社会のいろいろなことも教えて
頂きました。


嬉しすぎる
里芋の胡桃味噌の煮物。
安定の美味しさの
お稲荷さんと筍ご飯のおにぎり
次々とお皿に乗せてくださるので
合計5個も食べてしまい😅
考えてみると お米
一合はペロリと…
食べられてしまうのでした。
胃の調子も良くなってきたみたいです😅



だしが効いた若竹汁も
この時期ならでは。
添えられた木の芽が嬉しい😆

テーブルのお花は
庭から摘んできたお花たち。


"何もしないでいるとね
泣けて泣けて仕方がないのよ
ご飯作りや家のことをやって
気を紛らせているの"と仰る。

面会は毎日必ず、だそうで
この日は私もお伴しました。

電気シェーバーで髭を綺麗にして
乳液でお肌を整えて
手を握る🤝

私が帰ったら 手を取り合って
二人でSanta Luciaと
Ave Mariaを唄うそう。
夫婦愛に頭が下がる。

はたして 私は夫に 
そこまでできるのだろうか?と
自問自答する。

簡単明白。
自分が大事な私には そこまで
ぜったいにできません。
(自分が介護される場合もあるわけだけど)
でも元上司は "あなただって
同じことをするわよ"と仰る。



今年に入って今後の在宅介護に
不安を抱えた元上司は
私に何度も長い電話をかけてきた。
正直 出口のない話への対応は
身内でないので ストレートには
言えず 困りきったけれど。
ご主人の年齢と状態を考えると
先の長い話ではないだろうと
私もできる範囲で
付き合っていくことを決めたのだった。
ひとりの元同僚も次回は一緒に
行くことになっていたのだけれど…


時間の流れは 時として
残酷なものだなとおもう。

そこには やがて自分にも
やってくるこれからの老いを
重ねてしまうからかな。

どうかどうか 穏やかに時が
過ぎてほしいと願う。