
楽天市場のNTTラーニングシステムズ株式会社(略称NTT-LS)で販売しています。
このワイヤレスフォンはひかり電話専用の子機なのですが、日立製WirelessIP3000という無線SIPフォンのOEMであるところから、これを汎用的に使えるようにする裏技があります。
設定を行うと普通にSIPフォンとしてAsteriskにレジストして利用できますが、私の自宅環境では保留転送が若干うまくいきません。
具体的には、ブラインド転送は出来るが、アテンド転送が出来ないというものです。
設定メニューの中にTransferというメニューがあるのと、DTMFモードが怪しいので、もうしばらくゴニョゴニョしてみます。
実は無線LANの設定でずいぶん悩みました。
前にも書いたように、すでにアイコム製のVP-71という無線SIPフォンが稼動しています。
この機種は、WEP,WPA-PSK,WPA2-PSKの3モードの認証が出来て、暗号方式はAESだけです。
これに対し、このWI-100HCはWEP,WPA-PSKの2モード認証で、暗号はTKIPだけしか使えないようです。
さて、困りました。
現在使っている無線LANルータ(BUFFALO WZR-AGL300NH)は、WPAとWPA2の混在モードとか、暗号方式もAESとTKIPの混在とか設定できます。しかし、この混在モードにするとWI-100HCはOKですが、VP-71が無線につながりません。
いろいろやってみたのですが、両方とも無線でつながる方法が見つからずギブアップです。

すると、モバイル用のポケットルータでなにやらよさそうな製品を発見、Web上で製品仕様をじっくり読みまして、1clickで発注してしまいました。
一台で、ルータ、無線AP、無線コンバーターと三役をこなす、PCI(プラネックスコミュニケーションズ)社製無線LANポケットルータMZK-MF150
※なんだかテレビショッピングみたいですねww

これで、二つの無線SIPフォンがちゃんと無線LANにつながりAsteriskにレジストOK!です。
それにしても小さい無線APです。
つのも生えていません。設定は非常にシンプルで、迷うところは殆どないと思います。
無線出力を変更できる機能があれば、尚よかったですが、値段を考えると、コストパフォーマンスは◎だと思います!