最近、低価格でモノを安く売る会社がたくさんある。
しかし、この低価格でいいものを提供するが、
一方で利益を上げながら、安全面への投資を怠り、
または、人件費削減、過酷労働をすることで、
かえって、会社を破綻させる経営者もいる。
韓国の船の事件
名古屋でのバス逆送事件
も、そのひとつであろう。
行政はこのあたり、規制緩和をやり、
許可制や特許制を届出制・登録制にしてしまい、
経済の活性化を図ろうとしてきたが、
そろそろ規制も厳格化していくべきだし、
労働法も会社に対しては厳しく取り締まるべき時期だし
会社の経営状態が安全面削減や賃金削減などしているが
利益は上がっている会社の調査をするべき時期にさしかかっている。
利益追求が現実の目標で、
会社の理念は絵に描いたもち、たんなる理想、
それが、経営者が労働に過重な労働を強いたり、
達成不可能に近いノルマを押し付け、
最終的に会社がうまく機能しなくなり、
倒産にいたる。
安全面を怠ると、JR西の尼崎脱線事故や韓国の船沈没事故へ
賃金や人材投資を減らすと、関越道のようなバス事故に
このようなことで、会社は破綻に向かう。
会社は利益を追求するが。それ以上に安全面や人材に金をかけないと、
たった一度のたいしたことのない事故でも、一瞬でマスコミに取り上げられて
会社ごと倒産するケースが後を絶たない。
会社を経営するには利益と安全面や人材への投資の割合をしっかり考慮しておかないと、
会社はの経営は傾くことがほぼ確実だと感じている。
これは家計にもいえそうだ。
過労死、うつ病などを発生させているのは、日本の企業であり、
これは、日本国民が負担すべきものではなく、
それを作り出した会社が負担すべきものである。
こんなものは、国民に負担させるのではなく、その会社が負担してもらったほうがいい。
なんで国民健康封建で負担しなければならないのか。
いまこそ、行政がやらなければ、
アベノミクスはただの絵に描いたもち つまり 理想でしかない。
そろそろ、今のインフレはまた、
デフレに差し掛かってきているような気がしてならないのだが・・・。