パクリ対策を考えてみましょう(2-1)
今までの例外にも該当しない・・・。すると、やはりあなたの著作物がパクられた(無断使用された)可能性が高いわけです。ただ、今まで見ていると、どうも感情的になっている方が多いように感じます(そういう目にあったってアップするの、女性が多いからかな?)。
しかし、短期は損気と言うように、ここは冷静にならないと、文字通り損をします。
まずは、3つのチェックポイントを確認してください。
(1)パクられたことで、あなたに損害が出ているの?
これ、本当に感情的に言われる方が多いんです。
「私、パクられたんです」
「なるほど、それで被害は?」
「ひどいと思いません?私の思いやこだわりが傷つけられたんです」
「いえ、その、金銭的な被害として何か?」
「お金になんて換算できません。1億でも2億でも」(そんなあほな・・・)
はっきり言いますが、パクられたからと言って、慰謝料なんてほとんど取れません。何か明確な損害が出ていれば別なんですが。
(2)では、あなたはどうしたいの?
これも感情的になっていると、
「あいつをぶちのめしたいんです」
いや、喧嘩してもしょうがないでしょうに。パクる行為をやめさせるのか、お金を取りたいのかによっても、取るべき戦術は大きく変わります。
(3)これが結構大事なんですが、相手の連絡先はわかっているの?
例えばブロガーだと、住所がわからない恐れもあるわけです。あるいは、偽名や偽りの住所ってことも。すると、たとえ弁護士がついて内容証明郵便を出そうとしても・・・相手がわからなければどうしようもなくなります。ですから、真っ先に相手を特定してほしいんです。
専門家に相談するのは、この後になるでしょうね、ふつうは。