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幸せは手の中に

埼玉県比企郡滑川町(東武東上線『森林公園駅』駅前)やすらぎ空間 仙人掌                         頭痛、腰痛、肩こり、下肢痛(足の痛み)専門の整体院です。

歩行ペースの速い人は遅い人に比べて死亡リスクが低くなるほか、高齢者においては歩行ペースと心血管疾患による死亡リスクの関連性が、より顕著に表れることがわかったという。豪・シドニー大学の研究。

 

ゆっくりと歩く人に比べ、平均的な速さで歩く人の全死亡リスクは20%、速足の人では24%低いことがわかったという。また、同様のことは心血管疾患による死亡リスクにもいえ、歩行がゆっくりの人に比べて平均的な人は21%、速足の人は24%リスクが低くなるという。高齢者においてはこの傾向がより顕著に表れ、60歳以上では平均的なペースの人で46%低下、速足の人は53%低下するという。

 

「速足とは一般的に時速5-7kmをさしますが、これは実際には歩行者のフィットネス・レベルに依存します。代わりの指標として、その人がわずかに息を切らしていたり、汗ばむ程度のペースで歩くことです」と研究者のスタマタキス教授。

 

この研究は、1994-2008年に行われたイングランドとスコットランドにおける人口ベースの調査11件のデータを基にしたもの。歩行ペースは対象者による自己申告とし、身体活動や年齢、性別、BMIにより調整を行った。

 

スタマタキス教授は、歩行という身体活動のひとつの側面のみを切り取って早死のリスクとの因果関係を理解することは簡単でないが、今回の結果が「心臓の健康のために歩行ペースを上げよう」という公衆衛生上のわかりやすいメッセージを提供する可能性を示唆している、などとしている。

 

参考はこちら

 

 

 

 

 

 

 

たばこを吸う成人の割合は、厚生労働省の2016年調査によると、約20%だった。喫煙率全体は減少傾向だが、都道府県別では北海道が最高、奈良が最も低く、差がみられた。

 

厚労省の国民生活基礎調査で3年に1度尋ねる喫煙者の割合を、国立がん研究センターが分析した。男女を合わせた喫煙率は04年28・5%、07年25・6%、10年21・2%、13年21・6%、16年は19・8%とおおむね低下傾向にある。

 

最も低い奈良の喫煙率は17・1%。04年以降、順位は顕著に下がり、13年と連続で全国最低だった。県の担当者に理由を尋ねたが、「昔からいる職員に聞いても影響のあった施策を特定できなかった」という。

 

16年に最も高かったのは北海道で24・7%。割合は01年の38・0%から減少傾向だが、都道府県別では01年以降の調査で6回連続で最も高い。道の担当者は「要因はいろいろ指摘されているがこれといったものは分からない」と頭を悩ませる。

 

都道府県間の喫煙率の差について、たばこ対策に詳しい鳥取大学医学部の尾崎米厚教授は「喫煙に寛容な県民性や貧困など、様々な要因の組み合わせで決まり、単一の理由では説明できないだろう」と話す。そのうえで「受動喫煙対策を進めて周知することで、喫煙者は減るだろう。たばこの値段を上げることも重要だ」と指摘する。

 

     ◇

 

 世界保健機関(WHO)と世界心臓連合は、世界禁煙デー(5月31日)に合わせ、世界で年に約700万人が喫煙が要因で死亡しているとして、注意を呼びかける声明を出した。

 

都道府県別の2016年の喫煙率(%、高い順)

 

北海道 24.7 

青森  23.8 

岩手  22.6 

福島  22.4 

群馬  22.0 

栃木  21.8 

佐賀  21.7 

茨城  21.6 

千葉  21.1 

宮城  21.0 

埼玉  20.8 

山梨  20.5 

福岡  20.4 

秋田  20.3 

宮崎  20.0 

新潟  20.0 

神奈川 20.0 

静岡  19.9 

大阪  19.9 

福井  19.8 

石川  19.7 

富山  19.5 

長野  19.5 

山形  19.3 

高知  19.3 

大分  19.1 

山口  19.1 

兵庫  18.9 

和歌山 18.9 

長崎  18.9 

愛知  18.8 

岡山  18.8 

滋賀  18.7 

東京  18.3 

沖縄  18.2 

鳥取  18.2 

広島  18.1 

愛媛  18.0 

島根  18.0 

岐阜  17.7 

三重  17.7 

京都  17.5 

鹿児島 17.4 

徳島  17.4 

香川  17.4 

奈良  17.1 

 

※熊本のデータは、熊本地震の影響で含まれていない。厚労省の国民生活基礎調査の結果を国立がん研究センターが分析

 

参考:朝日新聞

 

 

 

 

椅子やソファに長く座り過ぎると心臓だけでなく脳にも悪影響を及ぼすらしい-。

 

「PLOS ONE」オンライン版に掲載された研究によると、座った姿勢で長時間過ごす人は、新たな記憶の形成に重要な脳領域の皮質が薄いことが分かった。

 

研究行った米カリフォルニア大学ロサンゼルス校セメル神経科学・ヒト行動研究所のPrabha Siddarth氏らは、こうした脳領域の皮質の菲薄化には、座りがちな生活による運動不足ではなく、座ること自体が関連しているのではないかと指摘している。

 

この研究では、認知機能が正常な45~75歳の男女35人を対象に、日常的な運動量と過去1週間の1日の平均座位時間について尋ねた上で、脳のMRI検査を実施し、記憶の形成に関わる内側側頭葉と小領域の皮質の厚さと運動量および座位時間との関連を調べた。

 

その結果、座っている時間が長い人ほど内側側頭葉とその小領域の皮質が薄いことが分かった。一方で、こうした脳領域の皮質の厚さと運動量との間には関連はみられず、比較的運動をしている人でも座位時間が長いとこれらの領域の皮質は薄くなっていた。

 

しかし、専門家の一人で米ズッカー・ヒルサイド病院のMarc Gordon氏は「座るという行動全てが脳に悪影響を与えるわけではなく、座っている間に何をしているかで影響は異なる可能性がある」と指摘する。Siddarth氏らもこの意見に同意を示しており、「座っていても、クロスワードパズルや書き物、書類の作成、コンピューターゲームなどで認知的な活動をしている人と、テレビや映画を見ているだけの人では差があるかもしれない」と話している。

 

また、同氏らは、内側側頭葉の皮質が薄くなることは、中年期以降に認知機能が低下したり、認知症を発症する前兆である可能性を指摘し、「座位時間をいかに短くするかが、アルツハイマー病やその他の認知症を予防する鍵となる可能性がある」と述べている。さらに、これまでの研究で座位時間が長いと心臓病や糖尿病、早期死亡リスクが高まることが報告されており、同氏らは「座りがちな生活を解消することはこれらの疾患の発症や死亡リスクの低減にも役立つだろう」と付け加えている。

 

なお、今回の研究では、座ること自体が脳組織の菲薄化の原因であるとは証明されていない。Siddarth氏らの研究チームはこれらの関連を長期的に調べる研究を実施したいと話している。

 

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