サイレント・マジョリティ
老師です。
MS-IMEのお話を書いた後、日本語の入力について真剣に考えつつ、事業を継続してこられたのは
ジャストシステムだけなのではないかという気がしてきました。
(Wikipedia によれば、多数の失敗はありますけどね。経営状況も安泰とはいえないみたいですし。
そういえば、私は一太郎3、4のあとは、一太郎11までは見向きもしませんでした。)
他に日本語の入力について、さまざまな取り組みをしてきた企業様は、私が知っている限りは残っていないようです。他の企業様に吸収されたり、技術者が移籍したりなどで、ノウハウが生きているものはあるかもしれませんけれど。
ATOKは比肩するものがないと断定できるほど優れたソフトと言えるのですが、MS-IME主流の状況を覆すことが難しいのは、ATOKが有償であるということがネックになるのでしょう。
そんな風に考えてくると、「サイレント・マジョリティ」という言葉が浮かんできました。
以前は、「ものを言わない大衆」ということで、大声で苦情をいったり、少数意見を声高に唱える人々を「ノイジー・マイノリティ」、それに対して現状をある程度容認している人々の総称として「サイレント・マジョリティ」と呼ぶのだと考えていました。
ですので、製品に対して苦情をいうのはあくまで少数派で、それ以外に容認してくれる層が大きな割合を構成しているならば、製品としては成功だろうというように、私は認識していたのですね。
(「サイレント・マジョリティ」という言葉の由来は、調べてみてくださいね。私の解釈には誤解があります。)
しかし、MS-IMEが受け入れられている現状は、あるいは妥協と呼んだほうが近いかもしれません。
これもまた「サイレント・マジョリティ」なのでしょう。
多くの人にとって、他に有力な選択肢もないですし、そんなにひどいというほどでもないですし。
IME(MS-IMEではなく、日本語のInput Method Editorという種類のソフトウェア)というものは、後から買ってワードなどから利用することができるということを知らない人も多いでしょう。
そう考えますと、OSに標準搭載という立場のなんと強いことか。
ATOKの強化が滞らないことを祈るばかりです。
USBメモリの活用
老師です。
セキュリティ管理が厳しい企業では、USBメモリの使用を制限していますね。
USBメモリは大容量化、低価格化が顕著で、データファイルの保存処理に
特別な手順を必要としないものですから、セキュリティリスクとして扱われるのは
当然と思います。
大量データが保存されたUSBメモリが紛失すると、その影響は甚大ですからね。
手軽なUSBメモリを運用する際に、金庫に入れて持ち歩くというのはナンセンスですし。
ただ、逆にセキュリティを意識するがためにUSBメモリを活用するという見方もできるんですよ。
インストール不要なツール類をUSBメモリに入れて、出先のパソコンを借りてネット調査、
テキスト編集を行うという具合に。
可能であれば、オンラインストレージサービスを申し込んでおくと良いでしょう。
編集したファイルなどは、USBメモリに保存して持ち歩かずに、オンラインストレージに
保存しておきます。
(オンラインストレージサービス自体がセキュリティリスクであるという考え方もあります。
業者の選択は慎重に。)
持ち歩くツールとしては、今のところ以下の通りです。
・フリーのOfficeソフト"OpenOffice Portable"
・Webブラウザ"Firefox Portable"、または、"OperaUSB"(実は両方)
・カレンダーツール"Sunbird Portable"
・ウイルスチェックツール"ClamWin Portable"
・テキストエディタ"TeraPad"
メリットとして、
(1) ノートPCを持ち運ぶ必要がありません。何より軽いです。
ノートPCを持ち歩いていても、客先のネットワークに接続することが難しい場合があります。
(2) 調査を行う際にも、客先の環境に閲覧記録が残りません。
(パスワードやCookieも。)
(3) 日常的に使っているブックマークを持ち歩けます。
デメリットとして、
(1) 日常的に使用している環境と差が生じやすい。
(編集中のファイルをコピーし忘れたり。)
(2) 大きい開発環境を持ち運ぶのは難しい
(3) USBを持ち込んではいけない場所では使用できない
(意外に、ノートPCを持ち込むよりも厳しいところが多いようです。)
(4) 移動中にはPCを使用できない。
書いていたらヒューレットパッカード社が小型PC を発表しました。
USBで作業環境を持ち歩くという発想は、ある程度の制約を受け入れることが前提ですので、
このような機械を採用するのとどちらが良い方法か、となると非常に難しい問題になりますね。
うまく併用していきましょうというあたりが落としどころになりますか...。
つまらない独り言でした...
実にタイムリー、私もATOK2008を買おうかと思う
老師です。
最近、MS-IMEがおかしいと思っています。会社では、IME2003を主に使っているんですけれど。
設計書に「着便」と書き込んでいるうちに、いつの間にか「茶九便」と変換されるようになってしまいました。
消してもう一度「ちゃくびん」から変換すると、「着便」になるんです。
わかっているなら、あり得ない変換などしないで欲しいのです。
追記:直前に確定した文字によって、着便になるか茶九便になるか決まるようです。
↑この文、一度も再変換していません。
で、”最近の「MS-IME」は目に余る――よろしい、ならば「ATOK」だ ”という記事がありました。
自宅ではATOK2007を使っているんですよ。だから、ATOKが優れていることは知っています。
十分満足しているので、今年はバージョンアップしなかったんです。
そこで思うのが、作業効率を損なうようなソフトでは、それが無償であっても許容しかねるということです。
ならば、7千円程度の出費はやむを得ない、ATOKを買ってしまおうかと思ってしまうわけですね。
マイクロソフトさん、日本語をないがしろにしていないでしょうか?