最近インフルエンザが流行る季節だな。
昔から「カゼ薬」なるものが沢山あるけどさ、おいらは殆ど服用したことが無いんだよ。
でもね、細菌・・いや最近、「風邪薬はカゼには効かない」・・とか「逆に長引かせる・・」といった情報をよく耳にするんだよ。
・・で、またいろいろと調査してみた結果を教えてあげちゃうぞ。
風邪(感冒)は身体の免疫機能が、疲労などが原因となって低下した(平衡を失った)ときに様々な細菌に犯されるものらしいんだ。
インフルエンザウィルスのように特定のビールスや細菌に感染するものとは全く違うらしいんだな。
いわば身体の防御機能が低下したとき、普段は相手にしていない弱い敵に攻め込まれた状態なんだよ。
だからさ、敵は雑多にいろいろあって、また感染過程で変異するので特定が難しく(した頃には治っていたり)、無数にある風邪の原因菌やその候補に効く(菌を殺すという意味)薬というのは厳密な意味では開発は不可能に近いらしいんだよ。
でもさ、風邪の菌というのは直接防げないけど、「風邪にかかる」過程、つまり感染の機序が分かってきているらしい。
その途中を阻害する薬が今開発されつつあり、また、身体の平衡が損なわれ、風邪にかかりやすくなる状態を簡単に見分けるマーカーも研究されているらしいんだ。
それでもたぶん将来も風邪の根絶は難しいらしいけど、相当かかりにくくする方法は予防と初期治療のシステムとして確立されるということなんだな。
投薬の基本は「早めに少量から」。
疲れたら睡眠をしっかりとってさ、体力を回復させることを常に心がけておく事が結論だよ。
カゼぐっすり(風邪薬)!・・って言うぐらいだからな。