老化現象とカルシウム | 石くんのひとりごと(?)

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神奈川県央地域のIT業者グループ「かながわIT推進会」の石くんが気まぐれで書く日記。ひとりごと? ぼやき? だじゃれ? 無責任にゆる~く書くのでゆる~く読んでください。

鍋島陽一教授
老化現象に関連する遺伝子とカルシウムとの関係の話。
京都大大学院医学研究科の鍋島陽一教授らが米科学誌「サイエンス」に掲載した内容なんだけどさ。
遺伝子の中に老化現象をつかさどる遺伝子ってーのがあるらしいんだな。
これはどうして解ったかというと、10年前に、鍋島グループがねずみの中で生後まもなくから各種の老化症状をあらわして2カ月ほどで死んでしまうマウスを見つけてさ、そのマウスの特定の遺伝子が壊れていることを突き止めたらしいんだな。
この遺伝子を「クロトー」と言うらしいんだけど、こいつの働いている場所ををずっと研究していた結果、脳で脳脊髄液を作る脈絡膜や副甲状腺、腎臓の3カ所で血液や脳脊髄液などに含まれるカルシウムの濃度に反応して、その濃度を一定に保つように働いていることがわかったらしいんだ。
ヒトの体でカルシウムの働きは、神経や筋肉の活動、血液凝固など多くの重要な働きをしていてさ、その濃度も厳密に決まっているんだってよ。
そのため、鍋島さんは「もし、クロトー遺伝子が異常を起こせば、体のいろいろなところに故障が起こることになる」と言っているんだな。
おいらには遺伝子なんてさ、「ぼうふら」みたいにコチョコチョ動いていてどうやって見分けるのかもわからないけどさ、この遺伝子が壊れてくると老化現象に現れる・・ということなんだよな。
だから・・この遺伝子を壊さないようにするか、壊れたら元に戻せれば老化しないって事になるわけだろ。
これが出来ると自分だけは永久に生きていたい・・って奴が現れてさ、SFの世界みたいになりそうだな。
人生「死」があるからどう生きるかを考えるんでね、永遠に生きちゃいけないと思うぜ。
病気に対する効果は期待したいよな。
それにしても老化とか死は永遠のテーマだよな。
おいらの周りでもそろそろ始まってるのか?
遠くに行って夜な夜な徘徊する奴のことを「地方(痴呆)症」・・・家にいて何もしないで縁側でボケっとしている奴のことを「廊下(老化)現象」・・・と、おいら達は言うんだな。