
この間初めて「そば打ち」の体験をしてきたよ。
どうだってか?
そばー、たいけんだったよ!。
蕎麦は大好きでさ、いろいろな地方や旅行に行くと、美味そうな蕎麦屋を探しては入るんだよ。
大体、9割は美味い蕎麦屋に当たるな。
名前とか、店の風体とか、大体見た感じで入るんだけど・・確立は高いぜ。
でも、今回初めて自分で体験してさ、また講釈の先生が「なるほど」と思わせることを言うんだよ。
二八のそば体験だけどね。
水は喉越しのためでつなぎ・・粘りは蕎麦から出る・・・ってーのは知らなかったぜ。
最初に水をいれてさ、それを両手で持ってそば粉を手のひらでこすり合わせるんだけど、粉と粉をあわせて手のひらは擦っちゃいけないんだよ・・・何故かって、粉が丸まっちゃうからなんだな。
要するに、水の粒子を満遍なく行き渡らせるように・・仁丹の玉のように全体をするんだ。
そして、その次は若干の水を満遍なくかけて、先ほどの仁丹のようになったそば粉を手にとって叩きつけるように混ぜるんだな。
結果、段段とそぼろ状になり・・・おから状になり・・・団子状になるんだ。
そば粉同士が自然にくっつくんだよ。
ここまで出来るとほぼ完成だな。
あとはお餅をつく要領で丸くしていってさ、出来たまるい蕎麦の塊を薄く伸ばして、たたんで切る。
おいらもやってみて結構自分は器用なんだなって思ったぜ。
蕎麦を切るときのコツを直ぐに会得したからな。
また、能書きを言えるものがひとつ増えたぜ。
能書きを言い出したら・・言ってくれ。そばによるな・・ってさ。(ちなみに二つ掛かってるんだ、どうだ!)