理想や志で、大手を振って歩いていく | それもまた良し

それもまた良し

関西のとあるベンチャーで働くSEのブログ。

日々のインプットから、アウトプットを定期的に行うことが目標です。主に組織論やドラッカーの話題が中心ですが、タイトルにもあるように「松下幸之助氏」のような互助の精神を持ち、社会人として成長出来る事が最大の目標です。

つい最近ですが、上長と対立しました。
上長は言いました。

「お客様が困っているのに、対応しないとはどういうことだ!」

しかし、僕は思うのです。
お客様がいて、僕らは仕事をすることが出来る。しかし、お客様のために24時間365日働くことは間違っている。

うどんの専門店に来たお客が、ラーメンが食べたいと言ったら、専門店はラーメンを出しますか?
違いますよね。うちはうどんの店だから、ラーメンは無いよ、と言いますよね。

しかし、うちの上長は「お客がラーメン食べたいと言っているんだから」と叱る。


アホなのか、脳足りんなのか。
言わば、志が無いんですよね。

目の前の困っている人の話を聞くぐらいなら、誰だって出来るんです。
必要なことは、サイレントマジョリティの声を聞きとる耳、感じ取る心なんですよね。



仕事には、やはり志と理想がないと。
僕はこれがやりたいんだ!という気持ちがないと。

今日で最終回を迎えた官僚たちの夏でも、結局は理想や夢を亡くした官僚の末路が描かれていました。



仕事で最近痛感するのは、今している仕事をどうしたいのか?ということなんです。
現在進行形の仕事をするのは簡単で、必要なのは今している仕事で、将来どうしたいか?ということ。

誰が喜べるのか。
誰の生活が楽になるのか。

これこそ、仕事に対する理想や志、なのではないでしょうか。



青臭いかも知れません。
子供や大人は、笑うかも知れません。

しかし、これだけは知って頂きたい。


志や理想の無い人間は、今しか生きることが出来ない。



なぜ戦後直ぐの日本が、それでも明るかったか。
今だけでなく、未来をともに生きていたからではないでしょうか。

今はどうですか。

自分の生き方、自分の生き様、そこに未来はありますか。