GWです。
とりあえず、本をひたすら読もうと思います。
真山仁氏の「レッドパージ」と山崎豊子の「運命の人」は購入済み、あとは新書が2冊、ビジネス本が1冊、ドラッカーの「経営者の条件」が読書待ち。
だいぶ読むのに時間が掛ったのですが、佐藤正明氏の「ザ・ハウス・オブ・トヨタ」がようやく読了。
トヨタ自動車創業の頃の話が中心で、話の内容9割が戦前のトヨタ自動車の話。
いかに大企業が勃興したのかに焦点が充てられています。
しかし、僕のような、新規事業に取り組もうとしている人間にとっては、目からうろこの話ばかりで、大変面白く、かつためになりましたね。
中でも、豊田章一郎が、父・佐吉の書いた本「発明私記」を読み終わった後の感想は胸に刺さりました。
「学校で詰め込まれた知識をひけらかすだけでは、何も生まれない。その知識を消化して自分のものにするかどうかが大切なのだ」
うん、その通りですよね。
どんな知識も、自身の血となり肉とならなければ意味は無いんです。
飯食って、糞して、寝ちゃったら意味が無い。
食った飯を栄養として、体を生かさないといけない。
つまり、外部から取り組んだ情報を活かさなかったら、それは単なる知識。
逆に、情報を活かし自分のものにしたら、それは教養と呼べるのではないでしょうか。