いよいよ明日は情報処理試験です。
さすがに今日は1日中、試験勉強です。
さて、そうは言いつつ、明日の試験を終えると、GWまでは、新しく開発している製品の市場調査を1週間もする必要があります。
非常に面倒な仕事ですが、見方を考えれば非常に面白い仕事で、何よりも「この仕事をさせてもらえるのは、社内でも俺だけなんだ!」と考えると、非常にラッキーだと思い、やったろうと気力が湧いてきます。
やはり、こう言うのもなんですが、あれも出来るこれも出来るという人間は理想なのですが、とりあえず要件定義が出来て、とりあえず設計が出来て、コードが書けて、テストが出来て、DB系出来て……という人間には成りたくないと思うのです。
満遍なく出来るということは、決して1人前では無いと思うのです。
とりあえず出来る、というのは職業人としては失格であり、サラリーマンとしては1人前なだけなのです。
良くも悪くも雇われている身ですから、何らかの成果を残さなければいけないのは当然です。
しかし、どういう成果を残すかと考えた時に、与えられた課題ベースなのか、それとも目指す目標ベースなのかで大きく変わるように、人間としての成果を見る際に「満遍なく何でも出来るようになった」というのは称賛対象ではあるけれども、目標対象では決して無いはずです。
結局、器用貧乏では無いですが、何でもソコソコ出来るというのは言い換えれば、ある特定の分野に対して自信を持って仕事に立てないのと同義語な気もする訳です。
ということは、経営者から見れば、仕事を任せられない=対価としての給料もあまり払わない、つまり単価が安く上がる、オールラウンドプレーヤーになりかねない。
言い方を悪くすれば、独立する、フリーランスになると考えた場合、単価の高い人間か、自分は。そう常に考えた方が良いよな、と最近は思うようにしています。
結局、何かに秀でた奴を「すげー尖がっている」と表現しますが、それってレーダーチャートで言う「ずば抜けた数値の持ち主」でしかない、と思うんですよね。
全てに秀でていることに越したことは無いのですが、そんな人はいません。
であれば何か1つに秀でるか、或いは全てを満遍なくこなせるようになるか、何れかです。
経営者にとって単価が安いのは後者でしょう。
では、自分自身の人生にとって有意義で面白く、自らの立てた目標達成のために必要な生き方は前者か後者か。