成果を出すために必要なイノベーション | それもまた良し

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関西のとあるベンチャーで働くSEのブログ。

日々のインプットから、アウトプットを定期的に行うことが目標です。主に組織論やドラッカーの話題が中心ですが、タイトルにもあるように「松下幸之助氏」のような互助の精神を持ち、社会人として成長出来る事が最大の目標です。

明後日に情報処理の試験があります。
多少の余裕を持っていたつもりが、やはり人間ですね、変に緊張しています。

今までやってきたから大丈夫と思いながらも、不安を感じてしまうのは「ダメだったら、どうしよう」という弱気の虫が心をむしばんでしまうからですね。
こんな時は試験勉強対策が欠かせないでしょう。



さて、どうしても気になってしまうのですが、ベンチャー企業の成長性は何によって確保されているのか?ということなんですね。
まぁ、自分がベンチャー企業に就職しているからなのですが、ぽっと出の企業が何を源泉に成長しているのかを考えた時に、やはりイノベーションが欠かせないと思うのです。

ただ思うのですが、イノベーションって何なのか?という疑問。
世間には無い、新しい製品・概念がイノベーションと言うなら、一昔前のサイバーエージェントなんかはベンチャー企業と呼ばれていましたが、どの辺が新しかったんでしょうか。


結局、サイバーエージェントが大きな成功を収めたのは、ネット専業広告代理店として、ネットマス媒体をひたすら確保して収益を確保したからであって、そこにあまり目新しさを実は感じません。

そのほかの、いわゆるベンチャーと言われる企業の中で、本当に斬新な、先進性の高いイノベーションを秘めた商品を世の中に提供した企業よりも、実は当たり前で当然のことをコツコツとやっている企業の方が数が多いような気がするのです。



つまり、何が言いたいかと言うと、ドラッカーもイノベーションを語る上で(イノベーションと企業家精神の中で)語っていますが、簡単なイノベーションは考え方を変えることだと思うのです。

言わば、ひらめきですね。

見方を変える。
野村克也氏の言う、気付かせ屋さんだと思うのです。



ということは、成果を出すために必要なイノベーションって、実は「革新的なことをしないと!」という強迫概念に囚われるより、何かを変えようというChangeマインドが大切なんじゃないか、と思う訳です。

ドラッカーもイノベーションとは「斬新
なアイデアで世界を変える」ことを指しますが、それはあまりにも勝率が低く機会がないと言ってます。



まぁ、固定概念に囚われていたら、何も変わりませんよね。
だろうな、よりも、なのか?が大切。