1月13日。
1週間の始まりだが、滑り出しは悪かった。
先輩が1月一杯で退職とのこと。
なんだか悲しい。が、口が悪い人だった。
また、強引な人だった。
見た人にとっては「仕方が無い」と思うか。
しかし、有能で、平気で1000万単位の案件を取って来る。
見方を変えれば、先輩の上に立つ人間の「器量」が少なかった気もする。
操縦出来なかった。
だから、暴れる。言っていることが、少しピンとずれる。
もし優秀な上司―いや、器の大きかった上司がいれば、彼は残っていた気がする。
今日、上司のO氏から言いことを聞いた。
人間、素直に話を聞くのは全体の3割程度だそうだ。
最後まで、素直に聞くのはさらに3割程度。
つまり0.3 * 0.3 で0.09 だそうな。
100人いたら9人。
そう考えたら、人の話を聞かない人なんて当たり前な訳だ。
「人の話を聞かない」
「あいつは俺の言うとおりに動かない」
なんて悩むのが、バカバカしい。
お互いが、お互いを分かり合うまで接する。話す。仕事をする。
それが大切だ。
そう思った。
人の話を聞かない。
口が悪い。
それも、また良し。