値上げじゃん・・・
ケータイWatchの記事に、 ドコモ、新料金プラン「eximo」「irumo」を発表 てのがありました。
NTTドコモは、携帯電話の新料金プランとして「eximo(エクシモ)」「irumo(イルモ)」を発表したそうです。記事によると・・・
「irumo」では、月々に利用可能なデータ量を「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」から選べる。料金は「0.5GB」が月額550円、「3GB」が月額2167円、「6GB」が月額2827円、「9GB」が月額3377円。
だそうです。ドコモが新料金プラン「eximo」「irumo」を発表しました。このうち、「eximo」に関しては既存の「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」「5Gギガライト」「ギガライト」の焼き直しのようなプランなので、正直どうでもいいです。
問題なのは「irumo(イルモ)」の方です。この料金プランが発表されるまでにいろんな噂がありました。「ドコモがついにKDDIやソフトバンクと同様にサブブランドを出すのでは?」というような噂がありましたが、結局サブブランドは出ませんでした。
今回の「irumo(イルモ)」はドコモのMVNOであった「OCN モバイル ONE」をドコモに統合する形でのプランですが、正直 実質値上げ です。
今までの「OCN モバイル ONE」の料金プランがこちらです。
既存の500MBコースだけは550円(税込、以下同)と同料金ですが、1GBコースが消滅し、3GBコースは今まで990円だったものが2167円に、6GBコースは1320円だったものが2827円に、10GBコースが1760円だったものが、容量が1GB減って9GBで3377円とどれも値上げ幅がえげつないことになっています。
確かに、各種割引をセットすれば既存料金と同等の料金にはなるかもしれませんが、当然ながら加入者全てが各種割引を利用できるわけではありません。
もちろんMVNOからMNOになるわけですから、昼間の速度低下などはなくなるかもしれませんが、だからといってこの料金は流石にないのでは?
これで安くなったと思う人はいないでしょうし、ドコモはホントに小容量はやる気ないみたいですね。
基本的にドコモは攻めの姿勢よりも守りの姿勢に入ったように感じます。今後、劇的に契約者数が激増する可能性はありませんし、少子高齢化により国内の契約数は緩やかに下降していくことは明らかです。
いつまでも国内の限られたユーザーをMNPで取り合うよりは、ウルサクない顧客を囲い込む方が楽だと踏んでいるのかもしれません。たしかにそれも一つの戦略ではありますけどね・・・
とにかく、期待されたドコモのサブブランドは出ませんでしたし、小容量をご利用のドコモユーザーの方は他社のサブブランドなどへのお乗り換えをお考えになってみてもいいかもしれません。
ただ、個人的にはドコモユーザーさんは保守的な方が多いように思いますので、そもそもキャリアを乗り換えるという思考そのものがあまりないのかもしれません。
ユーザー様が満足されているのであれば、それでもいいのかもしれませんがそれに胡座をかいているのが今のドコモの状況だとも言えるわけで、ユーザーが動かないとドコモも変わらないとも思います。
他社の一層の奮起に期待したいところですが果たして・・・