新規やMNPでの以降の際にはご注意を!・・・
ケータイWatchの記事に、 ソフトバンクとワイモバイル、健康保険証などによる本人確認を終了へ てのがありました。
ソフトバンクは、“ソフトバンク”や“ワイモバイル”において、本人確認書類としての健康保険証などの取扱いを、6月13日をもって終了するそうです。記事によると・・・
契約者本人が意図しない不正な契約の締結が増加していることや、マイナンバーカードの普及状況などを踏まえたもの。
携帯電話などの新規契約の締結において、健康保険証や共済組合員証など、24種類の書類が本人確認の手段として利用できなくなる。
携帯会社では、NTTドコモやKDDIも、健康保険証などでの本人確認の終了を明らかにしていた。
だそうです。健康保険証以外にも以下の書類が本人確認書類として認められなくなるようです。
- 健康保険被保険者証
- 国民健康保険被保険者証
- 国民健康保険退職被保険者証
- 共済組合員証
- 介護保険被保険者証
- 自衛官診療証
- 後期高齢者医療被保険者証
- 船員保険高齢受給者証
- 健康管理手帳
- 私立学校教職員共済加入者証
- 船員保険被保険者証
- 遠隔地用健康保険被保険者証
- 学生用被保険者証(国民健康保険)
- 健康保険日雇特例保険者手帳
- (国民)健康保険高齢受給者証
- 児童扶養手当証書
- 特別児童扶養手当証書
- 戦傷病者手帳
- 高齢者受給者証
- 国民健康保険者被保険者資格証明書
- 短期被保険者証
- 船員手帳
- 母子健康手帳
- 健康保険日雇特例保険者手帳
ケータイの新規契約やMNPの際には、どうしても本人確認のための書類の提出が必要となりますが、それ以外にもスマホを紛失した際のSIMの再発行などの際には本人確認書類の提出が必要です。
実はこれが現在問題となっている SIMスワップ というスマホの乗っ取り攻撃に使われている現状があります。
SIMスワップのために違法に入手した個人情報を元に本人確認書類を偽造して、ショップなどでスマホの契約者になりすましてSIMを再発行してネットバンキングやネットでの買い物などを行う詐欺行為を行います。
このSIMスワップが非常に増えているため、今回のような措置に至ったものと考えられます。
本人確認書類として最も一般的なものは「自動車運転免許証」だと思われますが、全ての方が取得しているわけではありません。運転免許をお持ちでない場合は、今後の本人確認書類としてはマイナンバーカードが最も誰もが取得しやすい本人確認書類となるかと思われます。
携帯をご契約の際やMNPされる場合の本人確認書類の提出の際には、本人確認書類のご準備に十分にご注意下さい。
