もう半年に迫っています・・・
INTERNET Watchの記事に、 インボイス制度、事業へのマイナスな影響はある? 「取引金額の変更」「取引先との契約解消」という事業者も てのがありました。
株式会社マネーフォワードが2月16日に発表した「インボイス制度に関するアンケート調査」の結果によると、企業におけるインボイス制度(適格請求書等保存方式)への対応は準備が進んでいるが、個人事業主では低水準にとどまっていることが分かったそうです。
アンケートの詳細については記事に譲りますが、個人事業主の方々の対応が遅れているようです。「適格請求書発行事業者」へ移行するか否かの判断が難しいところですね。
弊社のお取引先様でも個人事業主の方々とのお取引がある企業様では、仕入税額控除分の負担が年間かなりの額になるところもあるようで、個人事業主の方々との契約についてお困りの企業様もあるようでした。
制度上の問題については、それぞれの置かれた立場によりかなり異なってくるとは思いますが、実務上の問題としては「適格請求書発行」が必要で、その手間が掛かるということでしょう。
本ブログでも「適格請求書発行」については、 無料でインボイス制度対応の請求書が作れる「freee請求書」がサービス開始 とのエントリーにて「Freee請求書」のサービスをご紹介していました。
本サービスは弊社でも既に利用中で、既にインボイス制度に沿った「適格請求書」をお取引先様へ発行しています。制度開始前に「適格請求書」を発行しても法的に問題ない ことは確認済みですし、弊社のお客様にインボイス制度への理解を深めていただき制度開始までにご準備いただく啓蒙としても行っています。
「Freee請求書」は無料でインボイス制度に対応した請求書が発行可能ですし、DXの足がかりとして経理部門からクラウド化していく意味でも入門に最適なソリューションと言えるでしょう。
インボイス制度は本年10月1日からスタートしますので、既に猶予は半年もありません。まだ対応がお済みでない場合は制度開始前に十分な準備をされることをお薦めします。