捨てるときは気をつけて・・・
ITmediaの記事に、 本当は怖い、HDDの正しい捨て方 「普通に捨てると盗まれます」──アキバの専門業者が明かす“狙われる情報” てのがありました。
HDDの捨て方を電子機器の買取やジャンクパーツ販売の傍ら、記憶媒体の物理破壊を100円で受け付けている「秋葉原最終処分場。」の中川宗典店長に聞いた記事が掲載されていました。
記事によると・・・
── HDDを捨てる上での注意点は何ですか?
中川店長 情報の漏えいですね。あるあるとしては、その辺のリサイクルショップにPCを売った後、そのまま(中のデータが削除されずに)流通してしまうことが挙げられます。さすがに秋葉原のお店ではそういうことはないと思いますが。
だそうです。この手のHDDを廃棄する際の注意点については本ブログでも度々お伝えしてきました。
記事では基本的に「物理破壊」を推奨していますが、物理破壊は専用機器などを用いる必要があったりして素人の方には難しいこともあり、上記のエントリーにもあるように本ブログでは「ゼロフィル」を推奨しています。
Darik's Boot and Nuke (DBAN) などを利用してUSBメモリやCD-ROMから起動ができる方には時間がかかりますがオススメの方法です。
廃棄するのではなく、再利用することで環境への負荷を低減することもできますからね。
データ消去については、 データ抹消に関する米国文書(規格)及び HDD、SSD の技術解説 に非常に詳しく解説されていますので、ご興味お有りの方はご一読下さい。
フリマアプリなどでは、中古HDDからのデータ漏洩を狙った輩もいるようですのでHDDの廃棄の際には十分にご注意下さい。