WindowsUpdateでは解決しません・・・
窓の杜の記事に、 Microsoftが緊急パッチ ~今月のWindows更新にSSL/TLSハンドシェイクが失敗する問題 てのがありました。
米Microsoftは10月17日(現地時間)、Windowsの一部バージョンに対し定例外(Out-of-band)のアップデートを公開したそうです。記事によると・・・
2022年10月のセキュリティ更新プログラムをインストールするとSSL/TLS接続のハンドシェイクに失敗する問題が確認されたとして、その対策が行われている。
今回リリースされた更新プログラムは「Microsoft Update カタログ」でのみ提供される。「Windows Update」などを介してインストールすることはできず、手動でダウンロード・適用する必要がある。
だそうです。「SSL/TLS接続のハンドシェイクに失敗する問題」というのは、簡単に言うと暗号化接続に失敗するということです。そのため、ウェブサイトへの接続に失敗したり、メールの送受信に失敗したりする可能性があります。
本件は、緊急パッチなのですがWindowsUpdateを通しての配布は無く、「Microsoft Update カタログ」でのみ提供されるそうです。このあたりは、結構な問題のあるバグなのにWindowsUpdateを経由しないのは個人的に腑に落ちません。
恐らく、Windowsのバージョンにより適用の必要が無い場合もあるようなので、そういったことが関係しているようですが、自分が使っているWindowsのバージョンをしっかり把握してる人なんてそんなにいないですよね。
とりあえず、2022年10月のセキュリティ更新プログラムをインストール後に、ウェブサイトへの接続に失敗したり、メールの送受信ができないなどの不具合がある場合には、「Microsoft Update カタログ」から該当のパッチをダウンロードして適用することをお薦めします。