大丈夫かね・・・

 

ケータイWatchの記事に、 楽天モバイルが自社回線への切り替えを順次実施、今回は「地方にも拡大」 てのがありました。


楽天モバイルは、同社が利用しているKDDIのローミングのエリアについて、10月以降順次、自社回線(楽天回線)への切り替えを実施するそうです。記事によると・・・

 

これまでは春と秋の年2回、ローミングエリアの切り替えが実施されてきた。今回も引き続き、47都道府県における一部地域で、切り替えが実施される。

今回の切り替えについて同社は、「これまでの切り替えは都市部を中心に行っていたが、今回は地方にも広げて切り替えを行う」としている。また、観光地では、ユーザビリティの維持を目的として、あえて切り替えを行わないエリアもあるという。

 

だそうです。楽天モバイルのローミングに関しては、ちょうど約1年前の本ブログの 楽天モバイルのローミングが順次終了していくようですが・・・ とのエントリーにて言及していました。

 

中の人は、以前にも書いた通りつい最近まで楽天モバイルのユーザーで、MVNOの時代からMNOに移行した後も含め、約4年間も楽天モバイルを利用していました。

 

前述のエントリーでも言及している通り、楽天モバイルの割当周波数はBand 3 [1.7 - 1.8 GHz]のみです。この周波数帯はいわゆるプラチナバンドと呼ばれているものではないため、都心などの密集地域の場合、電波が回り込むことが出来ず圏外になることもありうるわけです。

 

それをある程度KDDIでのローミングによってごまかしていたわけですが、都内ではそのローミングが終了することで、さらなる”圏外難民”が実際に出ています。

 

都内でさえもそのような状況なのに、地方でKDDIのローミングが終了した場合にどのような状況になるのかは容易に想像できます。

 

記事には、「(電波が)つながりづらいなどの事象が発生した場合、楽天モバイルコミュニケーションセンターへ問い合わせるよう案内している。」との記載がありますが、そんなことをサポートに言うのはごく一部で大体の顧客は繋がらないことに嫌気が差して解約やMNPを選ぶ顧客のほうがよほど多いことを楽天モバイルは認識すべきだと思いますね。

 

実際に中の人も料金も含めて繋がらないことが不満でMNPしたひとりですから・・・

 

さらなる圏外難民が出ないことを祈るばかりです。