いよいよ本格的なロボットの時代が・・・

 

ITmediaの記事に、 Tesla、人型ロボットのプロトタイプ公開 「2万ドル以下で売りたい」とマスク氏 てのがありました。

 

EV大手の米Teslaは9月30日(現地時間)、2足歩行ロボット「Optimus」のプロトタイプ機を、同社が開催中のイベント「AI Day」にて披露したそうです。記事によると・・・

 

Optimusは、2021年8月のAI Dayで「2022年中にプロトタイプを披露する」と予告していたもので、本来の8月開催から延期したものの2022年内という約束を果たした。

デモでは、棚からダンボールを取り出してオフィスで働く人間に届けたり、ジョウロを持って花に水をやったり、Teslaの工場内でパーツをカートに移し替えたりといった作業を実現していた。自動運転で培われたAI技術を活用し、カメラが捉えた深度マップから正確に歩行ルートの作成、手を使った高精度な操作を実現する。

 

だそうです。予てよりアナウンスされていたTeslaの2足歩行ロボット「Optimus」が公開されました。まずは記事中の動画を見ていただきたいです。3時間超の長い動画ですが「Optimus」の紹介は17分くらいから5分程度です。

 

見ていただければわかりますが、かなり細かい作業もこなしています。これが自立して歩行して動くのは驚異的ですね。何よりも「2万ドル以下で売りたい」とマスク氏の言葉は本格的なロボットの時代の到来を予感させます。

 

正直なところ、ボストンダイナミクス社の「アトラス」などに比べると、歩行がややおぼつかない部分もありますが、それでも日常作業などには問題のないレベルにあるのだと思われます。

 

お値段が2万ドル以下での販売をとマスク氏は言っているようですが、流石にムリでしょう。 ボストンダイナミクスの4足歩行ロボット「Spot」 でさえ、日本円で約800万円もします。安くても5万ドルくらいが妥当な線ではないですかね。

 

国内でもロボットの導入は進んでおり、ファミリーマートが飲料補充AIロボットを300店舗へ導入 することが決定しています。アメリカのみならず日本国内でもロボットの導入は進んでいるんですよ。

 

これからはAIとロボティクスの時代であるとは思っていましたが、予想以上の早さで技術は進歩しているようです。「Optimus」の今後に期待したいところです。