値段相応・・・

 

スラドに 少なくとも一部の1万円台スマホのカメラは実は飾り、4眼ぽくても実は1眼だったりする てのがありました。

 

日経クロステックが1万円台のスマートフォンのカメラに関して調査したところ、デザイン上は4眼になっていても内部は1眼だったことが分かったそうです。記事によると・・・

 

違和感のあったとされるスマートフォンは、「OSCAL S60」「Blackview A55」「CUBOT Kingkong Mini 2」、「UMIDIGI A3S」の4機種。外から見る限りは背面にそれぞれ、4眼カメラ、3眼カメラ、2眼カメラ、2眼カメラを備えているように見えたらしい。記事ではデジタル顕微鏡で拡大して外部から確認したり、実際に各機種の分解を行い、イメージセンサーが見かけ通り搭載されているのかを確認したところ、4眼カメラを持つように見えるOSCAL S60では4眼のうち3眼がダミーだったとしている。

 

だそうです。いかにも中華の安いスマホにはありそうなニュースですが、中の人も一応確認してみました。

 

記事の中にある「OSCAL S60」ですが、Amazonの販売ページではスペックに「8MPメインカメラと5MPフロントカメラがあらゆる美しい瞬間を捉えます。」と記載されており、どこにも4眼カメラの記載はありませんでした。

 

確かに「見た目」は4眼に見えますけど、スペックでは4眼とは言っていないんですよ。メーカー側からすると・・・

 

「4眼なんて書いてないだろ。8MPメインカメラと5MPフロントカメラとちゃんと書いてあるじゃないか。見た目で勝手に判断してるだけで、ウチは悪くない」

 

とでも言いそうです。他の機種についての詳細は分かりかねますが、BlackviewとUMIDIGIについては中の人も知っているメーカーでAmazonではそれなりの存在感のあるメーカーですから、記事の信憑性については気になりますね。

 

ただ、そもそも実勢価格が1万円台で購入できるスマホにカメラ性能を求めるのは酷ですし、あまり知られていないメーカーのスマホをあえて購入するのは、それなりのリスクが有ることは覚悟しておくべきでしょう。

 

MNPであれば探せばそれなりの端末が破格で買えるものも多いので、あえてアヤシイものに手を出す必要もないと思います。

 

AmazonやAliExpressなどで安いスマホを購入する際には十分にご注意ください。