ウマい話は無いのよ・・・
ケータイWatchの記事に、 SNSやマッチングアプリで知り合った相手からの暗号資産勧誘に注意、国民生活センターてのがありました。
国民生活センターは、SNSやマッチングアプリで知り合った相手や同僚、知人をきっかけとした暗号資産の勧誘トラブルについて、注意喚起を行っているそうです。記事によると・・・
相談事例として、「SNSで知り合った外国人女性から指示されたアプリ内で暗号資産の取引をして、出金を希望したら、高額な費用を請求された」ケースや「同僚に暗号資産のAI投資をもちかけられ、お金を手渡したが、同僚に返金を求めても返金されず、連絡も取れない」ケースなどが紹介されている。
だそうです。いわゆる「投資詐欺」ですが、手法としては非常に古典的なものです。
昔から「未公開株」や「新規公開株」などへの投資を謳う詐欺はたくさんありましたが、それが「暗号資産」を対象としてSNS上での勧誘に変わっただけですね。
単なる投資詐欺だけでなく、出会い系サイトやマッチングアプリ等で出会い、恋愛感情を持った相手から投資を促され、投資したら出金できなくなった」とのような、「ロマンス投資詐欺」なども増えているようです。
恋愛感情も絡んでしまうと、正常な判断ができなくなる場合もありますから余計に注意が必要です。
日本での暗号資産の取り扱いについては、金融庁・財務局の登録を受けた暗号資産交換業の業者のみが取り扱い可能(資金決済法63条の2)です。それ以外のものが暗号資産を取り扱う事はできませんので、個人での暗号資産への投資話は違法であることを認識しておきましょう。
今も昔も「うまい話には裏がある」ので、十分にご注意ください。