とうとう制限が・・・

 

ケータイWatchの記事に、 Zoom、無料ユーザーが開催する全ての会議を最大40分に時間制限 てのがありました。

 

ビデオ会議アプリのZoomは、5月2日から無料アカウントのベーシックユーザーがホストとなる全てのミーティングについて、1回のミーティングの時間を最大で40分までに制限したそうです。記事によると・・・

 

40分以上連続してミーティングを行うためには、ミーティングのホストがアカウントをプロアカウントへアップグレードする必要がある。5月2日以降も、プロアカウントが主催するミーティングについては、参加者が無料アカウントであっても時間制限の影響を受けない。

 

だそうです。以前より、Zoomでは3名以上のグループミーティングに対して40分の時間制限を課していましたが、それが1対1のミーティングに対しても40分の時間制限が課されることとなりました。

 

ZoomやSlackなどは、いわゆる”フリーミアム”モデルで、ユーザーを獲得してきた経緯がありますが、今回の措置でZoomは回収フェーズへの移行に舵を切ったと考えていいでしょう。

 

つまり、「40分以上のミーティングを行いたいなら、有料アカウントを利用して!」ということです。

 

ただ、このウェブ会議ツールにおいては、群雄割拠でGoogleやMicrosoft、Ciscoなどが同様のツールを提供しているため、既存のZoomユーザーがそちらへ流れることも容易に予想できます。

 

Twitterなどの反応を見てみると、Google Meet への移行を示唆するツイートがおおいようです。Google Meetの無料アカウントの場合、1対1のミーティングは最長24時間、100人までのミーティングは60分まで利用することができます。

 

また、Microsoftの Skype でも同様のミーティングが可能です。無料アカウントでも最大 99 人 (自分のほかに) を招待して24時間まで利用可能です。Windows10をご利用であれば、タスクバーの「今すぐ会議を開始する」というアイコンをクリックすれば、すぐに利用できるのも利点でしょう。←このアイコンです。

 

現在、Zoomの無料アカウントをご利用の方は、既に40分の時間制限が課されていますので、今後のミーティングを40分以上利用したい場合には、Google MeetやSkypeなどの代替ツールへの移行もご検討ください。