これは興味深い・・・
PC Watchの記事に、1分間のWeb会議で通信量は何MB? ハイブリッドワーク導入を支援するホワイトペーパーをレノボが公開 てのがありました。
レノボ・ジャパン株式会社、インテル株式会社、NTTドコモらは共同で、企業のハイブリッドワークにおいて、5G内蔵ノート「Connected Modern PC」(CMPC)の利活用の促進を目的としたホワイトペーパーを公開したそうです。記事によると・・・
そしてホワイトペーパーの最後で、実際に5Gモジュール内蔵ThinkPadでフィールドテストを行ない、Web会議を行なった際に発生する通信量を概算した値が紹介されている。これによれば、Microsoft Teams、Zoom、Google Meatはいずれも、音声のみの場合は1分あたり約1MBを消費するが、映像が加わった場合、順に約46MB、約13MB、約19MBの通信が行なわれることが分かったという。
だそうです。記事の本筋は5G内蔵ノートの利活用の促進なわけですが、野次馬的に見るならば、最も興味深いのは、Web会議を行なった際に発生する通信量を概算した値でしょう。
皆様も既にテレワークなどで、Microsoft Teams、Zoom、Google Meatなどを使ってウェブ会議をすることも多いかと思います。ただ、その中で通信量はどのくらいなんだろうと思ったことはありませんか?
家庭や会社のWi-Fi経由で利用する場合には、特に気にならないかもしれませんが、出先などでスマホ経由で参加する場合などには、気になるかもしれません。
中の人も、それぞれのツールごとにそんなに大きな差はないと思っていたのですが、今回の結果を見て結構驚きました。前述の通り、映像 + 音声での会議の場合の1分間の通信量は、Microsoft Teamsが約46MB、Zoomが約13MB、Google Meatが約19MBとTeamsが圧倒的に通信量が多かったのです。
多くの方が、恐らくZoomを利用されているかと思うのですが、Microsoft Teamsを利用している方で、4Gや5Gで参加する場合には、想像以上に”ギガを消費”することになりかねませんので注意が必要ですね。
ツールによって、これだけウェブ会議の際の通信量に差が出ることは新たな発見でした。今後は、ウェブ会議はZoomで行うことがトラフィックを考えた上でも、有用なのかもしれません。
ただ、ウェブ会議に関しては通信量だけでなく、セキュリティの観点からも考えなくてはならないこともありますので、一概にTeamsがダメということではないですよ。Teamsに関しては、既に 裁判所の民事訴訟手続きの IT 化において採用される など、そのセキュリティの高さについてはZoomよりも上回っている部分もあるかと思います。
ウェブ会議をする際には、通信量なども鑑み、その会議の特性にあったツールを選択したいものですね。