一度確認した人も・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 Emotet感染確認ツール「EmoCheck」v2.1をJPCERT/CCが公開、2月に更新された挙動の変化に対応 てのがありました。

 

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月4日、マルウェア「Emotet(エモテット)」の感染有無確認ツール「EmoCheck」のv2.1を公開したそうです。記事によると・・・

 

EmoCheckは、PCがEmotetに感染しているかどうかを確認できるツールで、JPCERT/CCがGitHubで公開している。2021年1月に前バージョンとなるv2.0が公開されており、2022年2月17日には「現段階で確認されているEmotetの最新版もv2.0で検知可能」としていた。
v2.1の公開にあたり、JPCERT/CCでは、旧バージョンでEmotetの検知が確認できなくても、念のためv2.1でも確認することを検討するようにとしている。

 

だそうです。このところ、マルウェアEmotetの感染が急拡大しています。本ブログでも 大企業に広がるEmotet。今度は紀伊國屋がEmotetに感染してしまったそうです とのエントリーにて、大企業での感染が特に広がっていることをお伝えしたばかりです。

 

実は、本日にも NTT西がEmotet感染 受託業務で使用したPCから従業員・取引先メールアドレス流出 とのニュースもあり、大企業での感染はとどまるところを知りません。

 

今回公開されたEmotetの感染有無確認ツール「EmoCheck」に関しては、本ブログの Emotetが再流行しています!感染していないか「EmoCheck」で確認してみましょう とのエントリーで先月にお伝えしていましたが、今回はバージョンが上がってアップデートされたv2.1が公開されました。

 

記事にもある通り、旧バージョンでEmotetの検知が確認できなくても、念のためv2.1でも確認することを検討するようにとしていることからも、前回の本ブログをご覧になってEmoCheckをご利用のなった方でも、再度、今回のv2.1でチェックしてみてください。もしかしたら、感染が発見されるかもしれません。

 

Windows10(64bit)をご利用の方は、 emocheck_v2.1_x64.exe をダウンロードして実行していただき、しばらく待って、以下の画面のように「Emotetは検知されませんでした。」と出れば感染していません。

 

 

もちろん、「EmoCheck」は無料で誰でもご利用いただけますので、この機会にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?